2020年1月にヤマハは2021年のライダーラインアップを発表。バレンティーノ・ロッシをファクトリーチームから降ろし、ファビオ・クアルタラロを加入させることを明かした。
残念ながら新型コロナウイルスの影響によってシーズンが中断してしまったため、ロッシは自身のポテンシャルを確かめることができないままに、現役を続けるかどうかを判断せねばならなかったが、最終的に彼は現役続行の意思を示した。
■ロッシ「引退後の生活想像できた」新型コロナの外出規制でリラックス
ロッシの来季の行き先はクアルタラロの昇格で空いたペトロナス・ヤマハSRTのシートが有力だ。まだ発表などは行なわれていないが、契約に近づいていると見られている。
ロッシが現役を続ける場合には完全なファクトリーサポートが供給されるとヤマハは明言しているが、クアルタラロとしては現在自身が所属しているペトロナス・ヤマハSRTには、ロッシが加わるだけの価値があると考えている。
「このチームは“家族”と言えるだろう」
クアルタラロはmotorsport.comの独占インタビューに、チームについてそう語った。
「僕は仕事をしている時、やるべきことに100%集中する人間だ」
「10時間フルでやらなくちゃいけなくても、問題はない。でもそれが終わった時、僕は仕事に戻らなくちゃいけない時まではブラブラしている。そのプロフェッショナリズムと良い感じのヴァイブスの組み合わせが僕らのチームを特徴づけているんだ」
「ファクトリーチームがどう取り組んでいるのかはわからないけど、僕らよりもプロフェッショナルだとは思えない」
昨シーズンはルーキーながら表彰台7回、ポールポジションを6回獲得と非常に優秀な成績を残したクアルタラロ。ヤマハファクトリーチームのライダーを破ることも多々あった。
そして当然クアルタラロには今シーズンも同じようなパフォーマンスを発揮することが期待されている。
ただ彼はファクトリーチームのライダーに勝つことを重要視しているわけではないと語った。
「そのことが重要だとは言わないよ。なぜならファクトリーチームのふたりのライダーを倒すのは良いことだし、モチベーションも与えてくれるものだけど、珍しいことじゃないんだ」
「去年、僕はマシンのエンジン回転の上限が他のヤマハ勢より500rpm低かったし、カーボンフォークも始めは装備されていなかった。少しずつそれらを獲得していったんだ。僕の目標は、自分がファクトリーチームととても接近していて、時には上回ることを示すことだったんだ」
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