2月26日、ルノーはジュネーブ国際モーターショーで新たな電気自動車『ルノー5 E-TECH エレクトリック』を公開した。1972年に誕生し、フランスはもちろんヨーロッパ中で愛用されたコンパクトモデルが、EVとしてリデザインされた。なおこのモデルについて、ルノー・ジャポンは日本導入を検討しているという。
ルノー5(サンク)は、1972年に初代モデルが登場。ヨーロッパ中で愛用され、1984年に2代目が登場したが、モータースポーツ界では初代モデルの後席を廃し、1.4リッターターボをミッドシップに搭載したルノー5ターボが多くのファンの記憶に残っている。5ターボはグループ4のホモロゲーション車として採用され、WRC世界ラリー選手権ではルノー5ターボ/ルノー・マキシ5ターボが1980~1986年まで活躍した。
そんな名車の名であるルノー5が、EVとして復活することになった。ジュネーブショーで公開されたルノー5 E-TECH エレクトリックは、全長3.92メートルと、往年のルノー5を思われるコンパクトなボディが印象的。そこまで大柄ではないがオーバーフェンダーも設けられる。バッテリーはコンフォートレンジの場合、最大航続距離400km。パフォーマンスは0-100kmが8秒とされる。最高速度は150km/hだ。
このルノー5 E-TECH エレクトリック公開を受けて、ルノー・ジャポンはこのモデルの日本導入を検討しているという。続報を楽しみにしたいところだろう。
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