グラッドストン・モーターサイクルズ
英国の首相にちなんで名付けられた二輪車メーカーはそう多くはないはずだが、グラッドストン・モーターサイクルズはその1つである。ウィリアム・グラッドストン元首相を大叔父に持つ二輪車マニア、ヘンリー・コール氏の夢であり、同社はリアサスペンションのない、クラシックなトライアンフ製エンジンの「ボバー」タイプのバイクを製造している。
【画像】自動車大国・英国を代表するブランド【ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン、ミニを写真で見る】 全111枚
コッツウォルズの工場で顧客の希望に合わせて手作りされ、出荷の際には個別に番号が振られる。フレームはMetisse社、エンジンはロンドンのThe Baron’s Speed Shopから供給されるなど、国内のサプライヤーを使用している。価格は仕様によって異なるが、2万8000ポンド(約440万円)前後からとなっている。
ゴードン・マレー・デザイン
マクラーレンF1をはじめ、数々のF1レーシングカーでチャンピオンに輝いたゴードン・マレーの最新作がT.50である。ジェット戦闘機のような中央配置のドライビングシートと、最高回転数1万2100rpmの3.9L V12エンジンを採用している。
T.50はすべて、サリー州ギルフォードにあるゴードン・マレー・オートモーティブ社の工場で組み立てられる。マクラーレンF1が製造されたウォキングからそう遠くない場所だ。F1と同様、T.50も限定生産となっており、100台のみ販売される予定である。
グリナル・カーズ
マーク・グリナル氏の名を冠した同社は、1980年代にトライアンフTR7にローバーV8エンジンを搭載する改造車からその歴史が始まった。技術水準は高く、約350台の改造車が作られたが、グリナル氏は何か新しいことに挑戦したいと考えていた。そこで1991年、BMWのエンジンを搭載した三輪車のスコーピオンが誕生する。
最新世代のスコーピオンS-IIIは、フロント2輪、リア1輪、そしてBMW 製1.3Lバイク用エンジンという従来通りの方式を踏襲しながら、より洗練されたモデルとなっている。また、このテーマを四輪で実現したスコーピオンIVもある。スコーピオンはこれまでに約300台が製造された。グリナルはこのほか、BMWやトライアンフをベースとしたトライクも手掛けている。
GTOエンジニアリング
GTOエンジニアリングは、英国と米国に工房を持つ世界有数のフェラーリ専門レストア業者である。250GT SWB、250カリフォルニア・スパイダー、205TRをベースとしたリバイバルシリーズを展開している。
そこからさらに進化させたのが、250GT SWBに自社製4.0L V12エンジンを搭載してアップデートした「スクアーロ」モデルである。ヒューランド製トランスミッションを搭載し、カーボンファイバー製モノコックタブを含むほぼすべてのパーツがGTOエンジニアリングによってハンドメイドされ、完成車重量は1000kg未満に抑えられている。
ホーク・カーズ
ホーク・カーズは、イーストサセックス州を拠点に、キットカーとクラシックカーの両分野を軽々とこなしている。これを可能にしているのは、パーツ制作の質の高さだ。ACコブラとその忠実なレプリカでは、さまざまなバリエーションを展開しており、中でも繊細なボディの289が人気を集めている。
ジェリー・ホークリッジ氏が率いる同社は、コブラを約400台製造したほか、ACエースのレプリカとランチア・ストラトスのレプリカも手掛けている。どちらもその完成度は高く評価されており、オリジナル車オーナーもパーツを買い求めているという。
ホンダ
欧州におけるホンダの一大拠点が英国に置かれていたため、ここで紹介しておきたい。ホンダのスウィンドン工場は1992年に生産を開始し、最大で年間15万台の生産能力を持つとされた。スウィンドンの北東に位置するこの工場は、タイプRを含むシビックの生産拠点となり、69秒に1台のペースで出荷されていった。敷地面積は370エーカー、従業員数は3000人以上。
ホンダは1985年にこの土地を取得し、当初はエンジンの納車前点検に使用していた。1989年からはエンジンを製造するようになり、1992年に自動車生産が開始された。残念ながら、スウィンドン工場は2021年に閉鎖され、ホンダの生産拠点は英国から撤退した。
アイベックス・ビークルズ
1990年にジョン・フォアズ氏が設立したフォアズ社から発展したアイベックス・ビークルズ。究極のオフローダーを独自の手法で提供し続けている。さまざまなニーズに合わせてカスタマイズ可能で、膨大な数のボディタイプから選ぶことができる。四輪だけでなく六輪の設定もあり、いずれもアーティキュレーションが大きく、オフロード走破性が抜群に高い。完成車、キットともに販売されている。
イネオス
英国の化学会社大手イネオスが新たに立ち上げた自動車部門では、CEOのジム・ラトクリフ氏自ら発案したオフロード車、グレナディアを製造する。車名の由来となったのは、新型車の構想を練ったパブだという。デザインはご覧の通り、初代ランドローバー・ディフェンダーに大きく影響を受けている。
価格は4万ポンド(約630万円)からで、生産が本格化すれば年間2万5000台を出荷するとしている。当初、南ウェールズで製造する予定だったが、最終的にはフランスにあるスマートの工場が拠点となった。設計と開発は引き続き英国で行われる。
ジャガー
ジャガーの伝説的なブラウンズ・レーン工場はすでに閉鎖されているが、英国内にはまだ工場がある。1か所はソリハルでFペイスを、もう1か所はキャッスル・ブロムウィッチでXE、XF、Fタイプを生産している。
ウォリックシャーのライトン・オン・ダンズモアにはSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)部門が置かれ、高性能のSVRモデルを生産している。また、ハレソウェンにはエンジン工場がある。
2021年のジャガーの販売台数は前年比で1.2%減少したが、これは2019年半ばに高級セダンXJが廃止され、その後継となるはずの新型EVがリリース直前の2021年初頭に中止となったことが原因だ。
ジャンケル
ロバート・ジャンケル氏は、1972年にジャガーSS100を模した「J72」で事業を開始ました。いくつかのモデルを発表し、リマやパンサーが一定の成功を収めた。レンジローバーやロールス・ロイスの改造車・防弾仕様車を作るようになると、一気に注目を集め始め、いつしかそれが本業になった。
現在、サリー州に拠点を置くジャンケル社は、世界の紛争地域で使用される装甲車を専門に製造している。トヨタ・ランドクルーザーのような既存モデルをベースに防弾・防爆装備を施したものもあれば、軍用の軽戦術車両フォックス・シリーズのような特注モデルもある。
JCB
JCB(JCバンフォード・エクスカベターズ)は、世界的に認知度の高い建設機械メーカーである。1945年にシリル・バンフォード氏1人の事業から始まり、現在、4つの大陸と22の生産拠点で1万1000人以上の従業員を雇用するまでに成長した。
英国では、革新的なフロントバケットとリアバケットを備えたマシンを作っており、1952年以来、75万台以上が製造されているという。また、軍事用の車両も手掛けており、装甲付きのトラクターなども製造する。
クーガー
クーガーはこれまで、7人のオーナーのもと、約800台を世に送り出してきた。1976年、リック・スティーブンス氏はフレイザー・ナッシュ・ルマン・レプリカにインスパイアされ、独自のデザインを持つクルマを作り始める。大きく張り出したウィングと低いスタンスで根強い人気を誇り、ジャガーの6気筒およびV12エンジンを搭載するなどパフォーマンスも折り紙付きだ。
現在、クーガーはケント州テンターデンにあるクラシック・ジャガー・レーシングの傘下にあり、3万4995ポンド(約550万円)から購入できる。また、フェラーリ500モンツァのレーシングカーに倣った「モンツァ」というモデルもある。
ランドローバー
ランドローバーの心の故郷は、イングランドのウェスト・ミッドランズにあるソリハルだ。その地名は、何度かモデル名にも使われており、今でもこの地でクルマを製造していることに驚きはないだろう。
ソリハルで生産されるモデルには、レンジローバー、レンジローバー・スポーツ、ヴェラールがあり、ディスカバリー・スポーツとイヴォークはリバプール近郊のヘイルウッド工場で組み立てられている。
ランドローバーは現在、ブラジル、中国、インド、スロバキアに拠点を置いているが、ブランドはそのルーツである英国と切っても切り離せない関係にある。
LEVC
LEVC(ロンドン・エレクトリック・ビークル・カンパニー)は、タクシードライバーという特殊な購買層をターゲットとしたハイブリッド車を手掛けている。最新モデルのTXは、クラシックな「ブラックキャブ(ロンドンタクシー)」を現代的にアップデートしたもので、タクシー運転手が求めるすべての要件を満たし、レンジエクステンダー・パワートレインのおかげでランニングコストが低く抑えられている。
コベントリーに拠点を構えるLEVCは、ボルボも傘下に持つ中国の巨大企業ジーリー(吉利)によって所有されている。その潤沢な資金を利用し、5億ポンド(約780億円)を投じてTXと新型VN5(バンタイプの派生型)を開発。2022年5月に7000台の販売を達成するなど、成果を残している。
レイランド・トラック
レイランド・トラックという社名は、イングランド北部プレストン近郊にある町の名前に由来している。現在はPACCAR(パッカー)グループの一員としてDAFトラックを製造しているが、その歴史は、ランカシャー・スチーム・モーター・カンパニーとして1.5トンのバンの製造を開始した1896年にまで遡る。
レイランド工場の敷地面積は35ヘクタールで、1000人の従業員が働いている。2021年末には、国内工場で累計50万台目を製造するというマイルストーンを達成した。
リスター
ブライアン・リスター氏は、かのコーリン・チャップマン氏と同じように、戦後レーシングカーを開発し、大きな成功を収めた人物だ。ロータスとは異なり、リスターは公道向けモデルを製造せず、レース活動に専念してきた。2013年、アンドリュー・ウィテカーとローレンス・ウィテカー親子がリスターを再生し、ケンブリッジで自動車製造を再開させた。
現在は、エンジン、サスペンション、ブレーキ、インテリアを改良したジャガーFタイプが有名だ。また、1950年代のレーシングカーであるリスター・ノブリーやリスター・コスティンの後継モデルも製造している。
ロータス
1965年にコーリン・チャップマン氏がハートフォードシャーのチェスハントにあった会社をヘセルに移して以来、ロータスはこの地を拠点としている。ここは元米国空軍の基地で、22ヘクタールの敷地には新型車やレーシングカーを試すのに最適な全長4kmのテストコースがある。ロータスにとって理想的な場所だ。
現在、中国の大手企業であるジーリーがロータスの株式の51%を所有し、新型車開発に多額の投資を行っている。電動スーパーカーのエヴァイヤを発表をするなど、ロータスは新しい時代に足を踏み入れたところだ。象徴的なエリーゼ、エキシージ、エヴォーラの生産は2021年末に終了し、新型のエミーラとエレトレに道を譲ることになった。
マーリン
マーリンは、1979年にロールス・ロイス出身のエンジニア、ポール・ムーアハウス氏が「ロードスター」を発表したのが始まりだった。複数のモデルがリリースされ、現在はデヴォン州を拠点に実業家テリー・マシューズが経営している。
代表的なモデルとして、クラシカルなボディにBMWのエンジンを載せて高いパフォーマンスを発揮する「スポーツスター」を販売。ロータス・エリーゼに似たコンセプトの「5EXi」は、軽量なサーキットマシンで、レースでも成功を収めている。
マクラーレン
サリー州ウォキングは、高性能なスーパーカーを製造する場所としては、あまり知られていない。しかし、マクラーレン・テクノロジー・センターは、普通の自動車工場ではない。ノーマン・フォスター卿の設計による50万平方メートルの敷地には、自動車開発に使用する風洞から発生した熱を冷却するための湖がある。
テクノロジー・センターでは、約1000人がさまざまなモデルの製造や、F1チームの運営に携わっている。2021年、マクラーレンは世界で2673台を販売したが、半導体不足やパンデミックの影響で販売台数は減少している。
メティス・モーターサイクル
歴史ある二輪車メーカー、メティスの名は、2005年に新しいオーナーのもとで復活した。新オーナーのゲイリー・リジ氏は、単に旧モデルの再販ではなく、新しいエンジンを搭載した新型車の開発に着手する。そして、排気量997ccの8バルブエンジン「アデレード」が設計され、生産がスタートした。
メティスのラインナップには、スティーブ・マックイーン・デザートレーサーというモデルがあり、その名の通り米国俳優のスティーブ・マックイーンが1960年代に所有していたメティスのデザインを踏襲している。このほかにも、オックスフォードシャー州ファーリングドンの工場で、一台一台手作業で生産されるオーダーメイドのモデルもある。
メラー
メラーは商用バンをベースとしたバスを製造するほか、4種類のオリジナルモデルを展開している。また、ディーゼルエンジン車だけでなく、都市部のゼロ・エミッション実現に向けたバッテリー式EVバスも手掛けている。
ロッチデールにある工場では、70人の従業員が年間最大500台のバスを製造する。メラーは現在、EVバスの需要の高まりを受けて、スカボローに第2の工場開設を検討している。
メトロキャブ
メトロキャブは、古典的な「ブラックキャブ」(いわゆるロンドンタクシー)の見た目をしたタクシーを製造しているが、その中身はレンジエクステンダーEVである。出力50kWの2基の電気モーターと、12.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。さらに発電機として1.0Lのガソリンエンジンを備えている。
重量1750kg、最高速度130km/h、CO2排出量は50g/km以下とされる。後部座席に6人乗れるほか、オプションで前部座席を追加することもできる。
MeVオートモービルズ
マンチェスターに本社を置くMeVオートモービルズ社は、2人乗りの都市型EV「ビー・エニーウェア(BeeAnywhere)」を開発している。一般的な市販EVよりも手頃な価格で購入できるよう配慮されているという。
ビー・エニーウェアはボルトン大学の協力を得て設計され、スマートフォンから操作することができる。バッテリー交換システムを採用し、充電時間を短縮。価格は約8000ポンド(約125万円)になる予定だ。
MEVカーズ
スチュアート・ミルズ氏は、あまり知られていない多作の自動車デザイナーである。MEV(ミルズ・エクストリーム・ビークルズ)を率いるミルズ氏は、手頃な価格のキットカーを次々と発表しており、中でもマツダMX-5ベースの「エグゾセット」は大きな成功を収めた。
エクゾセットは、骨格をむき出しにした軽量・低価格のスポーツカーとして、2010年に発売された。キットはグロスターの工場で生産され、何百人もの購入者が自宅で製作している。同社では、1台を完成させるにはフルタイムで約4週間、週末や夜間のみの作業で1年程度かかると見積もっている。
ミニ
1959年のミニは、英国における最も象徴的なクルマの1つであり、21世紀にBMWがミニを再生したのは正しい判断であった。2001年に発売された初代ミニは、瞬く間に大ヒット。いくつかの不発はあったものの(ペースマンには触れないほうがいいだろう)、人気作を次々と世に送り出している。
ミニは2つの主要工場を有している。スウィンドン工場で車体を生産し、毎日80~90台のトラックが部品をオックスフォード工場に運び、完成車に仕上げている。2021年、ミニは30万2144台を販売した。
MKカーズ
MKインディは、その品質の高さとレースでの活躍により、英国キットカー業界の最大手の1つに成長した。その始まりは、2000年に他のキットカーメーカーに部品を供給していたことから発展した、2シーター・スポーツカーだ。同社はエセックス州レインに本社を置き、これまでに1000台以上のキットカーや完成車を製造してきた。
インディという名前は、発売当初から独立したリアサスペンションを備えていたことから名付けられた。求められる予算と性能に応じて6種類のモデルを展開しているが、寸法はすべて同じで、ボディパネルも共有している。
自社製のシャシーを使用し、一部のモデルにはフォードのコンポーネントを、その他のモデルにはマツダMX-5のものを流用する。また、ホンダS2000や高度にチューニングされた二輪車用エンジンを搭載し、高性能なサーキットマシンを作ることも可能だ。
モーガン・モーター・カンパニー
モーガンは、1909年に創業した英国人一族の所有ではないものの、今もウスターシャー州マルバーンにある工場で、ほぼ手作業でクルマを製造している。少ない生産台数と労働集約的な製造方法では生き残れないと言われる中、モーガンは力強く成長を続けている。特に、2016年に発表された新型の三輪車、3ホイーラーがその成長に一役買ったと言える。
現在のラインナップは、四輪車のプラス・フォーとプラス・シックス、そして3ホイーラーの後継として2022年に登場した新型スーパー3があり、いずれも好評を博している。全モデル合わせて、毎年約800台が製造されているのだが、なかなか納車待ちを解消できないようである。今後はスーパー3を主役に、米国市場への本格展開も計画しており、さらなる飛躍が期待される。
モーリス・コマーシャル
1940年代から1960年代まで、英国製商用バンの定番だったモーリスJタイプ。電動化が進む現代に、レトロデザインの新型EV「JE」として復活を遂げた。モーリス・コマーシャル社が設計し、ウスターシャー州イーブシャム近郊の工場で年間1000台を製造する予定だ。
新型JEは2022年末に発売され、予約受付が開始された。6万ポンド(約940万円)と高価だが、400kmの航続距離と最大1000kgの積載量を持つ。
MSTカーズ
外観も走行性能もフォード・エスコートに似ている。しかし、ラリーで培った経験をもとに生まれた独自の全く新しいモデルなのだ。Mk1とMk2の2種類が用意され、外観はそれぞれフォード・エスコートMk1、Mk2と同じ。
MSTカーズはウェールズ北部に拠点を置き、社内で全車両を組み立てている。公道仕様とラリー仕様を選択でき、標準装備として最高出力200psのフォード製2.5Lデュラテック・エンジンを搭載する。300ps以上へのアップグレードも可能で、価格はいずれのモデルも約9万ポンド(約1400万円)からとなっている。
マルホランド
マルホランドのレジェンド480は、1990年代のTVRのモデルを模して設計・製造されている。大型V8エンジンをフロントに搭載し、6速マニュアル・トランスミッションと後輪駆動を採用する。エンジンは480psのシボレー製6.2L V8。
車両重量は1200kgだが、マルホランドは0-97km/h加速を4秒台で走れると見込んでいる。スタイリングはTVR出身のダミアン・マクタガートが担当した。ダービー工場で生産され、価格は9万ポンド(約1400万円)から。
ニューホランド
エセックス州のバシルドンという街は、あまり田舎っぽくないところだが、トラクターメーカーのニューホランドの英国工場がある。ニューホランド工場は1964年にフォードによって設立されて以来、160万台以上のトラクターと310万基以上のエンジンを製造してきた。
幅広いオプションと多用途のおかげで、出荷されるトラクターのパターンは6500通りにも及ぶ。また、この場所には親会社であるCNHインダストリアル社のグローバル本社がある。
マンローEV
スコットランドに拠点を置く数少ない自動車メーカーの1つであるマンローは、先代のランドローバー・ディフェンダーの後を継ぐようなEVオフローダーの発売を目指している。別体式のアルミボディを採用するなどして、堅牢なオフロード性能を実現。1回の充電で最大270kmの航続距離を持つ。
マンローは、イースト・ロージアンの拠点で年間2500台を製造し、半分は海外に輸出する予定である。価格は7万5000ポンド(約1180万円)から。
日産自動車
言うまでもなく日本企業ではあるが、日産は英国のサンダーランド工場で自動車を製造してきた長い歴史がある。1984年、日産と英国政府が320ヘクタールの敷地を自動車工場にすることで合意し、1986年に欧州向けのブルーバード1号車が出荷された。
サンダーランド工場では現在、ジューク、キャシュカイ、リーフを製造しており、その数は年間約50万台にものぼる。つまり、英国で生産される自動車の3台に1台は日産の工場で製造されていることになる。
ノーブル
ノーブルは、創業者リー・ノーブル氏の名を冠するスポーツカーメーカーで、経営者が換わった今でもレスターシャーに拠点を置き、高性能車を製造している。M600を中心に、軽量なカーボンスポーツやスピードスターもある。
いずれのモデルにも、最高出力6701psのヤマハ・ジャッド製4.4L V8エンジンが搭載されて、M600の最高速度は362km/h、0-200km/h加速は約9秒と謳われている。2022年には、フォード製の3.5L V6ツインターボエンジンを搭載した新型M500がラインナップに加わった。
ノートン・モーターサイクルズ
不安定な時期が続いたノートン・モーターサイクルズは、TVSモーターカンパニーの傘下で安定した経営体制を確保。コマンドとV4を徹底的に改良して発売したが、その改良点は約500か所に及ぶ。
歴史ある二輪車ブランドであり、現在ソリハルに新設された工場で年間5000台の製造能力を整えている。顧客の希望に合わせたカスタムが可能で、1万6499ポンド(約260万円)からという価格設定になっている。
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