2台体制で王座奪還を狙う
日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT300クラスは国内外のメーカーがしのぎを削っている。世界的に人気のFIA GT3車両をはじめ、JAF-GT、マザーシャシーと3タイプのマシンが混走し、毎戦で激しい戦いが繰り広げられている。今シーズンを戦う27台のなかから、今回は10号車PONOS GAINER GT-Rで戦う「GAINER」を紹介しよう。
常にチーム体制を一新して挑戦し続ける「PACIFIC RACING TEAM」は、「PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG」で参戦【SUPER GT Teams】
実力派コンビと熟成したマシンで戦う
1999年に設立されたレーシングチームで、同年の鈴鹿1000kmレースにフェラーリF355で参戦。2000年より全日本GT選手権への参戦を開始し、2003年にはフェラーリF360を武器に松田秀士/田中哲也が第4戦の富士ならびに第7戦のオートポリスで2位につけるなど2度の表彰台を獲得した。
2004年も松田/菅 一乗が第2戦のSUGOで3位に入賞。その勢いはスーパーGTでも健在で、2005年からは10号車/11号車と2台のフェラーリF360で参戦するようになり、田中/パオロ・モンティンの11号車が最終戦の鈴鹿を制し、初優勝となった。
2006年も2台体制で参戦しており、11号車の田中/青木孝行が第7戦のもてぎで勝利している。2008年には主力モデルをF360からF430へスイッチし、2009年には11号車の田中/平中克幸が第8戦のオートポリスで勝利した。
2011年は田中/平中がフェラリーリ458GTCを武器に計5回の表彰台を獲得するなど抜群の安定感を披露。2012年にはマシンをアウディR8LMSにスイッチしたが、11号車の田中/平中が開幕戦の岡山を制覇したほか、メルセデスSLS GT3を投入した2013年も平中/ビヨン・ビルドハイムが2勝をマークするなど、素晴らしい対応能力を披露していた。
とはいえ、常に上位争いを展開しながらもタイトルへあと一歩届かなかったGAINERだが、歓喜の瞬間は2014年に訪れた。11号車の平中/ビルドハイムが第8戦のもてぎを制したほか、計5回の表彰台を獲得。残念ながらドライバー部門は同ポイントで優勝回数の差によりランキング2位となったが、チーム部門ではチャンピオンに輝いた。
その勢いはマシンをニッサンGT-Rにスイッチした2015年も健在。10号車のアンドレ・クートが第2戦の富士、第5戦の鈴鹿を制してドライバー部門でタイトルを獲得したほかチーム部門を制し、ついにGAINERが二冠を達成したのである。
このチーム初のチャンピオンナンバーである10号車を2023年に託されたのが、安田裕信/大草りきで、マシンは熟成を極めたGT-Rを採用。序盤の3戦は苦戦を強いられたが、ドライバー、マシン、チームを含めてパフォーマンスは高いだけにタイトル争いの最右翼となるに違いない。
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