イタリア・モンツァを舞台にFIA F2第13戦のスプリントレースが行なわれ、プレマのフレデリック・ベスティが優勝した。DAMSの岩佐歩夢は、マシントラブルのためにリタイアに終わった。
このモンツァを含め、残るは2ラウンド4レースといよいよ大詰めの局面を迎えているF2。ここのところ雨絡みのレースも多かったが、この週末は天候に恵まれ、ドライコンディションでレースが行なわれた。
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予選上位10台がリバースグリッドに並ぶスプリントレースは、ラルフ・ボシュング(カンポス)がポールポジション。リチャード・フェルシュホー(VAR)がフロントロウに並んだ。
ランキング首位のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)が予選最速となり、10番手からのスタート。ランキング2番手のベスティは3番グリッドについた。ランキング3番手の岩佐歩夢(DAMS)は予選ではトラフィックの影響もあり、タイムを伸ばしきれず15番手からの追い上げを目指すことになった。
タイヤ交換義務のない21周のレースがスタートすると、トップ3が横並びでターン1へ。ボシュングはタイヤをロックさせて減速しきれず、コーナーを直進。コース外を走ったことで順位を落とした。首位にはベスティが浮上した。
最初のシケインで飛び出すマシンが複数見られたが、大きな混乱は起きず。しかしその後、アマウリー・コルディール(ヴィルトゥオーシ)がアスカリ・シケインで追突を受け、コース上で止まってしまったこともあり、2周目に入る前にセーフティカー(SC)が出動した。
5周目のリスタートを上手く決めたベスティはそのままリードを拡大していく。ポールポジションだったボシュングは、スタート直後のロックアップでタイヤにダメージを負ったようでズルズルとポジションを落としていき、6周目には16番手の岩佐にオーバーテイクを許すほど。ボシュングは結局ピットインしてタイヤを交換せざるを得なかった。
首位のベスティは9周目までにはフェルシュホーをDRS圏外に追いやったが、ペースが速い3番手ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)がフェルシュホーへのプレッシャーを強め、12周目に2番手に浮上。レースはベスティとマルタンスの2台による一騎打ちになるかと思われた。
するとロイ・ニッサニー(チャロウズ)が他車との接触でスピン。コース上で動けなくなってしまったことで2度目のSC出動となった。
この直前に岩佐にマシントラブル発生。極端にペースが落ちた岩佐は緊急ピットインを余儀なくされた。DAMSのクルーはエンジンカバーを開けて岩佐のマシンをチェックしたが、無念のリタイアとなった。
後方のマシンが何台かタイヤを交換する中、16周目にレース再開。マルタンスは少し出遅れ、ベスティに攻撃を仕掛けることができなかった。
マルタンスはファステストラップを記録しながらベスティを追ったものの、結局仕留めきれずにベスティがトップチェッカー。2位にマルタンス、3位にフェルシュホーという表彰台となった。
ポイントリーダーのプルシェールは4位でフィニッシュ。ベスティとのギャップは9ポイントに縮まった。岩佐はランキング3番手を維持したものの、マルタンスが3ポイント差に迫ってきている。残り3レース……正念場が続きそうだ。
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