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商品改良を図って魅力度を増したメルセデスGLAが日本デビュー

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商品改良を図って魅力度を増したメルセデスGLAが日本デビュー

 メルセデス・ベンツ日本は2023年9月26日、コンパクトSUVのGLAの商品改良を実施し、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。

大幅改良を果たしたメルセデスCLA/CLAシューティングブレークが日本上陸

GLA180:599万円

GLA200d 4MATIC:655万円

 今回の改良は、エクステリアの刷新や機能装備のアップデートなどを実施してコンパクトSUVとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。

 まずデザイン面では、“Sensual Purity(官能的純粋)”という近年のメルセデス・ベンツの基本思想に基づきながら、スポーティさをより強調したことがトピックだ。フロントマスクはメルセデス・ベンツのSUVに共通する特徴的なデザインのルーバーを配備。AMGラインパッケージではクローム仕上げのダイヤモンドパターンを無数に散りばめたシングルルーバーのフロントグリルを採用する。また、SUVらしさを主張する新造形のバンパーを装備し、AMGラインパッケージでは下部に広がる台形とその両サイドにも大きく開口するようなデザインを採用することでよりアグレッシブかつパワフルなマスクに仕立てる。さらに、LEDヘッドライトはよりシャープなデザインに刷新した。

 一方でリアビューは、スポーティかつ安定感のある新デザインのディフューザーや、シャープな造形のコンビネーションランプなどを組み込んで、より印象的な後ろ姿を演出。足もとには全モデルで新デザインのアルミホイールを採用し、CLA180とGLA200d 4MATICの標準仕様には18インチアルミホイール(01R)を、AMGラインパッケージには20インチAMGアルミホイール(RVU)を配備する。また、AMGラインパッケージのホイールアーチをブラックからボディ同色に変更。さらに、ボディカラーの新色としてスペクトラルブルーとローズゴールドの2タイプを追加設定した。

 インテリアに関しては、インストルメントクラスター上方のカウルを廃止し、代わってワイドスクリーンディスプレイを配置したダッシュボードや、ジェットエンジンのタービンを思わせる印象的な造形でアレンジした5つの円形エアアウトレットなどを踏襲したうえで、新世代のステアリングホイールを採用。オプションのAMGラインパッケージでは、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出する。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能も組み込んだ。また、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していたアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを装備。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくてもドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上する。さらに、センターコンソールに設けていたタッチパッドを廃止し、よりすっきりとしたコクピットに仕立てた。

 シートについては、標準仕様にコンフォートシートを、AMGラインパッケージにスポーツシートを設定。表皮のレザーARTICO/ファブリックの中央部には、100%リサイクルから得られた原料を使用するファブリックを採用した。

 装備面では、最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」の搭載が訴求点。自然対話式音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロールや各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応する。また、メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR(Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーションをオプションで設定。従来は目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、新世代ではそれに加えて車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される。一方、安全性を高めるアイテムとして交通状況に応じてハイビームとロービームを切り替え、ヘッドライトの照射範囲を自動で調整してあらゆる状況下において常に最大限の視界を確保する先進ライトシステムのアダプティブハイビームアシストを標準で装備。さらに、快適性を高めるアイテムとしてブルメスター社と共同開発したハイパフォーマンススピーカーを搭載するトータル出力710WのBurmesterサラウンドサウンドシステムをオプションで設定した。

 パワートレインについては、GLA180が“M282”1331cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力136ps/5500rpm、最大トルク200Nm/1460~4000rpm)+7G-DCT(電子制御式7速AT)を搭載して前輪を駆動。一方でGLA200d 4MATICは “OM654q”1949cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力150ps/3400~4400rpm、最大トルク320Nm/1400~3200rpm)+8G-DCT(電子制御式8速AT)を搭載し、駆動機構には可変トルク配分型4WDの4マチックを採用する。また、バランスのよい標準設定の「Comfort」、燃費向上を優先する「Eco」、スポーティな走りを演じる「Sport」、滑りやすい路面で力強いトラクションを実現する「Offroad」(GLA200d 4MATICのみに設定)、そしてドライバーの好みでエンジン、トランスミッション、ステアリングの特性などを設定できる「Individual」が選択可能なDYNAMIC SELECT(ダイナミックセレクト)を採用。さらに、走行状況に合わせて減衰力を自動調整する電子制御ダンパーを組み込んだアダプティブダンピングシステム付サスペンションをオプションで用意した。

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みんなのコメント

4件
  • psc********
    ISGが理想的だけど、BSGであっても付いていればよかったのに。CLA180のみ付くのも疑問だが。
  • ope********
    ディーゼルはいらない。
    何か前モデルの方が楽しかったな、、
    値段も高くなったし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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