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「GT-R2020年モデルよりもプレミアム!?」羨ましいほど欲張りなスモーキー永田流の最新チューンドR35

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「GT-R2020年モデルよりもプレミアム!?」羨ましいほど欲張りなスモーキー永田流の最新チューンドR35

良い意味でトップシークットらしくない新コンセプト

街中を流すだけで誰もが振り返る…そんな美しさを求めて

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「R35チューニングは成熟期に入ったと思っているんだ。そこで今度は、エンジンはブーストアップ仕様に抑えて、第3世代GT-R本来の持つプレミアム感をもっともっと高める方向で仕立ててみようと思った」。そう語るのは、トップシークレット代表の永田さん。

これまでトップシークレットデモカーといえば、オーバー1000psのサーキットスペックや時速400km/hを目指したナルド最高速スペックなど、R35のパフォーマンスを限界以上まで引き出す尖った仕様ばかりだったが、この白銀のGT-Rはそれらとはまるっきり別方向。良い意味でトップシークレットらしくないセレブリティ仕様、どことなくBNR34型GT-R時代に存在したMスペックのようなアピアランスを感じさせる仕上がりだ。

エクステリアを包み込むエアロパーツは、すべてトップシークレット製だ。2017年モデルの意匠に合わせた最新のエアロシステムは、これまで数々の過酷な最高速ステージを戦い抜いてきたトップシークレットの空力理論に基づいた性能重視としつつ、日本最強のスポーツモデルに相応しい“王者のフォルム”を追求。初期型~2016年モデルにも装着できるように配慮されているのも、このエアロのポイントと言えよう。

なお、撮影時は純正リヤウイング仕様だったが、現在は東京オートサロン2019で発表したGTウイングST(28万8000円)を装備している。車検対応の範囲内でどこまで性能アップできるかに挑戦した意欲作で、バックオーダーを抱えるほどの人気製品となっている。

ちなみに、デモカーはこのエアロシステムの各部をブラックアウトすることで、表情に深みを持たせていたりもする。その対比として足元に与えたイタリアの名門OZの「O・Z 35GT-R SF」ポリッシュモデルからは、気品すら漂うほどだ。こうした絶妙なバランス感覚は、さすがトップシークレットと言うべきか。

足回りに関しても、これまでは路面追従性能を極限まで追求したハイエンド車高調キットのみのラインナップだったが、今年に入りストリート向けのサスペンションシステムを2モデル開発。ひとつは、純正ダンプトロニックサスペンションをベースに、オーバーホールを行いつつシェルケースに車高調整機構を搭載した“ダンプトロニックエボリューション(25万円)”。

そしてもうひとつが、純正のダンパーおよびスプリングはそのまま使用して、ロワ側にアダプターを設置して車高調整を可能にする“車高調ロワシート(5万円)”だ。どちらも純正の乗り味を活かしつつ、自分好みのスタイリッシュな車高へとアレンジできるキットであり、車高調と比べて圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。

都内の高級ホテルにも堂々と乗り付けられるプレミアム性を保持しつつ、ひとたびアクセルを踏み込めば軽く300km/hを超える戦闘力まで備えたトップシークレットのR35。羨ましいほどに欲張りなチューンドGT-Rである。

(PHOTO:Hiroki IWASHIMA)

●価格表

M17フルバンパーキット:33万円/M17エアロボンネット:カーボン 22万円、FRP 15万円/サイドディフューザーVer.2:カーボン 14万5000円、FRP 11万円/M17リヤバンパー:18万円/M17リヤアンダーバンパー:カーボン 22万円、FRP 17万円

●取材協力:トップシークレット 千葉県千葉市花見川区三角町759-1 TEL:043-216-8808

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