■C-HRとは明らかに異なるキャラクター
トヨタは7月9日、カローラシリーズに新しいコンパクトSUV、「カローラ クロス」を追加し、タイにて世界初公開・販売を開始した。今後、順次導入国を拡大していくとしている。早速トヨタ広報部に問い合わせてみると、「まずはアジアなど新興国向けに展開していきます。その他の地域に関しては、現時点ではお答えできません…」とのことだった。同クラスにC-HRがあることから、導入はなかなか難しい判断かもしれない。
ただこのカローラ クロス、デザイン最優先のC-HRとは雰囲気が異なり、ユーティリティ関連、特に荷室スペースをかなり重視している模様。かなりキャラクターが違うのだ。
カローラ クロスは、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、「車格間(力強さを感じさせる外観)」+ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指して開発した新しいSUV。
TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用し、上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現しているという。快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使えるクラストップレベルの荷室スペース、そしてカローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求した。
タイでの世界初公開に際して、開発責任者の亀山大三氏は、「カローラ クロスは、カローラの『新しい家族』であり、お客様にとっても、時には友人、時には相棒、時には兄弟・姉妹と、まさに家族のような存在になりたいと考えています。大切な人、荷物、未来も、全てを載せて、カローラ クロスでお客様の新しいストーリーを作るお手伝いができればと願っています」と語っている。
■カローラ クロスの特徴とは?
〈プラットフォーム〉
・クルマの骨格には、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用
→新型のトーションビームサスペンションよる安定したフラットな走り
→広い居住空間とクラストップレベルのラゲッジスペースを実現
〈エクステリア〉
・力強さのなかに、艶やかな質感・洗練された気品ある外観
→スペースと車格を感じる伸びやかなサイドビュー
→堂々として力強い、フロント&リヤの構え
→力強いフロントフェンダー造形で、アクティブな雰囲気を演出
→リヤフェンダーとキャビンとのコントラストにより、堂々としたスタンスを表現
〈インテリア〉
・快適な空間
→見晴らしのいい空間と、十分なヘッドクリアランス
→クラストップレベルの荷室容量(487L(パンク修理キット)/440L(テンパータイヤ))
・利便性の確保
→荷室へアクセスしやすい高さ
→子供を抱えての乗降を想定した、後席への広い開口
〈運動性能〉
・高い操作性
→高いアイポイントにより、死角を低減。広い死角を実現
→クラストップレベルの最小回転半径(5.2m)
・走りと乗り心地の両立
→新型トーションビームサスペンションと、大型で柔らかいブッシュを採用することで、全席での快適な乗り心地を実現
〈安全装備〉
・カローラシリーズの安全装備を引き継ぎ、安全・安心を提供
〈環境性能〉
・ボディの軽量化により、ガソリンモデルにおいても低燃費を実現
・ハイブリッドモデルとともに、クラストップレベルの環境性能を実現
ヤリスのSUV版、ヤリス クロスが間もなく日本でもデビューするが、カローラにも「クロス」が…。トヨタのSUV攻勢はとどまるところを知らない!
〈文=driver@web編集部〉
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みんなのコメント
カローラって名前はどうかと思うが、
これはアリなんじゃないかな。