■斬新すぎミニバン「コロンブス」に反響集まる
高い車高と広い車内により、大人数を一度に快適に運ぶことができるミニバン。日本ではトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」といった全長5m×全幅1.9mに迫るLサイズミニバンが販売されているほか、アメリカではその大きさを超えるトヨタ「シエナ」なども販売されています。
【画像】「えっ…!」これがV12搭載の「豪華ミニバン」です!画像で見る(39枚)
しかし、その更に上を行く巨大なミニバンが考案されていました。それが有名カーデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロ氏が1968年に設立したイタリアの名門カロッツェリア「イタルデザイン」が1992年に発表したミニバンのコンセプトカー、「コロンブス」です。
コロンブスは都市部向けの超高級ミニバンとして提案され、クリストファー・コロンブスのアメリカ大陸発見500年を記念して命名されました。
コロンブスの外観は極めて特徴的で、運転席と車体後半のパッセンジャーエリアの窓には大きな段差があり、運転席周辺の造形自体も、流麗な車体から一段飛び出ています。
フロントドアは通常のヒンジ式ですが、後席用のリアドアもヒンジ式で、さらに上部がガルウィング式に開くことで乗降性を向上させています。車体後部には上下に開くテールゲート、ルーフには開口部の大きいガラスサンルーフを装着していました。
なんとその全長は約6m。全幅は約2.2mもあります。
トヨタのマイクロバス「コースター」の全幅が約2.1mなので、幅に関してはマイクロバスよりも広く、更にコロンブスのホイールベースはアコースター標準車体の3.2mを大きく超える約3.8mです。
コロンブスの特徴は、その巨大さだけではなく、エンジン。BMW「7シリーズ」などに搭載されていたV12型5リッターDOHCが選ばれていました。最高出力は300psに達するBMW製V12エンジンにより、見るからに重量級のコロンブスの車体を、最高時速200km/h超まで引っ張ることができる……といわれていました。
トランスミッションはオートマチック、駆動方式はフルタイム4WDでしたが、長大なホイールベースによる取り回しの悪さを解消するためか、後輪は15度までステアが可能。ホイールは、20インチのものが採用されていました。
コロンブスの車内はシートが4列並んでいますが、そのうち2列目までの床が高くなっており、エンジンは2列目直下に横置きで搭載されていました。
コロンブスの特徴は、デザインやエンジンだけではなく、豪華に設えられた内装も見所がいっぱいでした。
なんと、一列目は運転席のみ、しかもセンター配置という突飛なレイアウト。運転席の左右には、独立式の2列目シートが並んでいました。3・4列目も同様に、快適そうなキャプテンシートが備え付けられており、3列目は回転も可能。写真では7人乗りですが、9人乗り仕様にするのも容易と謳われていました。
2列目以降のシートには、それぞれTVモニターが用意されネットワークを経由してビデオの閲覧もできました。室内照明に光ファイバーを採用していたのも、時代を先取りしていました。
驚きしかないコロンブスに対し、SNSでは「斬新すぎる」「ミニバンのレベルじゃない」、「もはやラグジュアリー・リムジン」、「日本ではあり得ない」「だいぶ昔に発表されているけど、未来の車みたい」など、そのデザインや存在感に様々な反響が起こりました。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車102万円! トヨタ新「軽トラック」発表に反響あり!「もはやハイラックス・ミニ!」「あぜ道の王様だね」の声も!“2人乗り×超タフ”が自慢な「新ピクシストラック」とは!
激混み国道1号に代わる“快適バイパス”いよいよ全通近し! 車の流れ変わる? 滋賀「山手幹線」が3月延伸
トヨタ「新型クラウンエステート」まもなく登場へ 18年ぶり復活で「大型SUV化」×奥行き2mの「めちゃ広ラゲッジ」採用! シリーズ“第4”のモデルはなぜ延期が続いたのか
6MT搭載! ホンダが名車「Z」を復活!? 超レトロな「旧車デザイン」ד丸目ライト”採用した「3ドアクーペ」に注目! めちゃ懐かしい“水中メガネ”搭載した「Re:Z」コンセプトとは
日産の新型「“高級”大型SUV」導入に期待大! 打倒トヨタ「ランクル」の最有力馬! 横浜で「実車公開」&「市場調査」も実施の新型「パトロール」日本復活はある!?
外国人が「簡単に取れる日本の免許証制度」とは? 問題が指摘される「外免切替」 国家公安委員長「制度改正の検討」を示唆! 事故実態は「把握せず」
トランプ大統領が「日本の消費税廃止」を要求? JEEP以外のアメ車が日本で売れない理由は「そこじゃない」
【中国】約200万円! トヨタ新型「bZ3X」25年3月発売に反響多数! 「RAV4より広くて快適そう」「価格安すぎ」「先進運転支援システムが気になる」の声も! 新たな「bZシリーズ」登場!
「高性能ターボ×MT」がウリなのに… 日産「“最強”2人乗りスポーツカー」なぜATのみ? 「フェアレディZ NISMO」がMTじゃない理由とは?
4年連続でランクルが盗難被害ワースト1!!! 383件から688件に急増!!! 東京・埼玉が急増してヤバい!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
記者は何を持ってミニバンと言ってるのか。