フォードモーターは8月7日、警察向け車両のフォード『ポリス・インターセプター・ユーティリティ(PIU)』の2025年モデルを米国で発表した。
この新型車両は、人気のハイブリッドパワートレインを搭載し、全米の警察機関に出荷される予定。PIUはアメリカで最も売れている警察車両であり、追跡対応の法執行車両としての基準を設定し続けている、と自負する。
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標準装備のハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンが停止している間も車載機器に電力を供給し、年間最大838ガロン(3172リットル)の燃料節約が可能。これは、ガソリン価格が1ガロンあたり3.5ドルの場合、6年間で約1万7500ドルのコスト削減に相当する。
PIUは、フォードの120km/hでの追突テスト基準をクリアするよう設計されており、追跡対応車両としての評価を得ている。安全性を高めるため、ポリス・パリメーター・アラートシステムが標準装備されており、周囲の脅威を検知して自動的にリアカメラを起動し、警告音を鳴らし、窓を閉め、ドアをロックする。
また、フロントドアパネルには防弾パネルを追加することができ、これにより多くのハンドガンや非装甲貫通弾に対する防御が可能。さらに、先進運転支援技術(ADAS)として、自動ブレーキ、ブラインドスポットモニタリング、リアパーキングセンサー、リバースブレーキアシスト、リアクロストラフィックブレーキが標準装備されている。
パワートレインは3.3リットルV6ハイブリッド+AWDが標準。3.3リットルV6ガソリンエンジン+AWD、3.0リットルV6ガソリンターボ「エコブースト」エンジン+AWDがオプションで選択できる。新たに標準装備された12.3インチLCDデジタルインストルメントクラスターや、ステアリングホイールに統合された4つのリマップ可能なスイッチなど、警察官の業務をサポートする技術と機能が充実している。
2025年型PIUは、フォードモデムを標準装備し、オプションでフォード・プロ・テレマティクスに加入することができる。このサービスは、リアルタイムの車両データを提供し、車両の性能やサービスニーズを把握することで、メンテナンスを計画しやすくし、稼働時間と生産性を向上させる。
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みんなのコメント
内燃機全て撤退って言ってましたよ