ベントレーは、1929年に製造された伝説的な「No.1ベントレー・ブロワー」に敬意を表した希少な限定仕様モデルを発表した。
「コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディション・バイ・マリナー(Continental GT Convertible Number 1 Edition by Mulliner)」は、ベントレーを象徴する真のレーシングカーを現代風に解釈したモデルで、18金メッキ仕様のフェンダー・バッジと、さらにベントレー・ローテーションディスプレイには伝説のNo.1モデルのピストンから鋳造された記念の印が埋め込まれている。
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世界で最も信頼のおけるオープントップ・グランドツアラー「ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル」をベースにしたこの「ナンバー1エディション」は、100台限りのビスポーク仕様となる。
ベントレーの創業100周年を祝う今年、英国で手作業により生み出される爽快なオープントップ・モデルには、ブランドの100年の歴史を築いた先人たちの偉業を祝して極めて精巧なデザイン・エレメントがあしらわれている。
「ナンバー1エディション」は、モータースポーツの黄金時代の精神を詰め込んだビスポーク・モデルの一例。エクステリア・カラーはドラゴンレッドIIまたはベルーガのいずれかで、ルーフ・カラーはクラレットまたはベルーガから選ぶことができる。
限定仕様モデルにはセンテナリー・パック、ベントレー・ブラックライン仕様、カーボン・ボディキットが装備されており、フロントグリルには伝説のナンバー「1」がペイント。
「ナンバー1エディション」の心臓部は、ベントレーの名高い6.0リッター・ツイン・ターボチャージドW12 TSIエンジンの強化型が搭載。1929年に生み出されたオリジナルの「スーパーチャージド・ブロワー」と同様に、この車は現代の自動車デザインの頂点に立つモデルに相応しい、爽快かつ敏捷な走りを提供する。
「コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディション・バイ・マリナー」には、前世紀のベントレーの素晴らしい功績を支えたスピリットが詰め込まれている。
最初の功績は、1932年にロンドン近郊のブルックランズ・レーシング・サーキットの事。レース・ナンバー「1」を付けたオリジナルのスーパーチャージド「ブロワー」は、誰をもゾクゾクさせるようなラップレコードを樹立したのだ。
新しい「ナンバー1エディション」は、その素晴らしい功績を築いたモデル、ベントレーの輝かしい記録の中でも最も記憶に残る瞬間に貢献したマシンを想い起こさせる。
英国・クルーを本拠にするブランドの100周年記念の年に、わずか100台のみが製造される「ナンバー1エディション」は、極めて希少な、価値あるモデルになるという。
「ナンバー1エディション」は、ベントレーの創業100周年記念3部作を締めくくる最後のモデル。先行する「ミュルザンヌW.O.エディション(Mulsanne W.O. Edition)」や「コンチネンタルGTナンバー9エディション(Continental GT Number 9 Edition)」と同様に、ベントレーの歴史から切り取った特別の印が埋め込まれている。
革新的なベントレー・ローテーションディスプレイには、伝説の「No.1」モデルや歴史的なベントレー・モデルに装備されていたホイール・スピナーを想起させるように、樹脂の中に埋め込まれた小さなホイール・スピナーが配置。
現在、そして過去における最も優れたデザインを結び付ける役割を果たすこのホイール・スピナーは、レストア作業の際に取り外された「No.1」モデルに使用されていたピストンを材料にして鋳造されたもの。
洗練されたデザインの第3世代のコンチネンタルGTコンバーチブルは、オリジナルの「No.1」モデルに触発された独特の要素によってさらに印象を強めている。
この限定仕様モデルには、ベントレー・ブラックライン仕様やカーボン・ボディキットが装備。また、エクステリア・カラーはドラゴンレッドIIまたはベルーガを、またルーフ・カラーはクラレットまたはベルーガを用意している。
「ナンバー1エディション」にはベントレー・センテナリー仕様パックとして、リヤおよびホイールセンターのセンテナリー・バッジ、センテナリーLEDウェルカムランプ、ギヤレバーとステアリングホイールのセンテナリー・バッジ、さらにキー・フォブにもセンテナリー・バッジがあしらわれている。
フロントグリルにはナンバー「1」がペイントされる他、18金メッキ仕様のフェンダー・バッジ、ジュエルフィラー・キャップとオイル・キャップ、さらにクリケットボール仕上げ、またはグロスブラック仕上げの22インチMDS(マリナ―ドライビングスペシフィケーション)ホイールが装備。
インテリアでは、クリケットボールまたはベルーガをメイン・ハイドにした新しいカラー・スプリットの他、ヘリテージ・ハイド仕様のシートおよびドアパッドには、ヘッドレストとドアインサートに「B」のバッジがデボス加工されている。
さらにグランドブラックのウッドベニヤ、18金メッキ仕様のオルガンストップ、アルカンターラのステアリングホイールとギヤレバーが装備。高級感あふれる車内に乗り込む際は、「ナンバー1トレッドプレート・インサート」が乗客を迎える。
その他にも、文字盤にナンバー「1」があしらわれた英国・イエーガー製クロックや、センターコンソールにいわゆる「ターンド・アルミニウム」と呼ばれる表面加工(エンジン・スピン加工)が施されたパネルを組み込んだダッシュボードも、一台一台ハンドクラフト。ターンド・アルミニウムの繊細な細工は、1920年代から30年代にかけてレーシングカーや航空機で人気となった、光の反射を抑えるための表面仕上げ。
「ナンバー1エディション」にはベントレーの名高い6.0リットル・ツイン・ターボチャージドW12 TSIエンジンの強化型が搭載され、より速く、より効率的なギアチェンジのためにデュアルクラッチ式8速トランスミッションが組み合わされている。
この最先端のドライブトレインは、はるか昔、オリジナルの「No.1」モデルが最初にレーストラックに登場したときと同じくらいスリリングで、パワフルで、爽快な走りをもたらす。このモデルは日本では3台限定で販売され、メーカー希望小売価格は35,492,600円(8%消費税込)、デリバリーは2020年第2四半期を予定している。
関連情報:https://www.bentleymotors.jp/
構成/DIME編集部
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