5月24日、今年で99回目の開催を数えるPPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで、4度の優勝経験者であるロマン・デュマによってドライブされるマシンが初公開された。
披露された車両はポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツをベースにヒルクライム競技向けにモディファイしたパイクス仕様。そのボディワークに施された象徴的なカラーリングは、ル・マン24時間レースやALMSアメリカン・ル・マン・シリーズなどで活躍したスポーツカーレーシングチーム、チャンピオン・レーシングのトリビュートカラーだ。
ベントレーが“魔改造”コンチネンタルGT3を開発、2021年もパイクスピーク参戦へ
このカラーリングの大元は、1995年に同チームの創設者である故デイブ・マラジとデイブ・シュノールが共同で制作し、これまでに数多くのポルシェとアウディで使用されてきたもの。今回披露されたマルチカラーリバリーはその最新版となる。
シュノールによれば、復刻版カラーリングを制作するにあたっては、デュマがドライブするポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ用に「よりシャープなライン」で「より現代的な」バージョンとして復活させるよう依頼されたという。
デュマは今月初めにミシュランタイヤを履くマシンで、パイクスピークでのテスト走行を実施した。チームの声明によると、このマシンには大型のリヤウイングやディフューザー、フロントスプリッターなどのエアロダイナミクス・エレメントが追加されているという。
パイクスピークで過去4度の優勝経験を持つデュマ。ル・マンの総合優勝ドライバーでもある彼は、フォルクスワーゲンが開発したフル電動プロトタイプカー『フォルクスワーゲンI.D. R』で2018年大会に出場し、現時点でのラップレコードである7分57秒148を記録している。今年、デュマはタイムアタック1部門で自身5度目の優勝を目指す予定だ。
6月27日に行われる2021年の大会で彼が“チャンピオン・ポルシェ”を走らせることは、フロリダのドイツ車ディーラーがALMSでアウディR10 TDIのワークスプログラムを運営していた2008年以来、初めてレースに復帰することを意味する。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
さらなる体制強化か。アストンマーティンF1の上層部にフェラーリから新たなメンバーが加入へ
レッドブルF1の内紛に失望するマックス・フェルスタッペン。父親ヨスを擁護し問題終結を望む
【MotoGP】マルケスの商業的な価値にドゥカティは屈した? LCRのチェッキネロ代表「アジア市場の鍵になる可能性がある」
F1パワーユニット開発に取り組むアウディ、すでにレース距離のシミュレーションも実施。他カテゴリーでの経験が大きな資産に
TGM Grand Prix、55号車のドライバーを松下信治から変更へ。富士テストでは大津弘樹と大草りきを起用……第4戦以降の正式起用者を“熟考中”
なぜ免許証とマイナカード「24年度末」までに一体化? 紛失したら運転できない? 国民にメリットあるのか
マツダが超パワフルな「爆速ターボ」搭載の「新型ホットハッチ」実車公開! スポーティな「2.5リッターターボ」装備した「すごいコンパクトカー」の正体とは
打倒「トヨタ ルーミー」! 全長3.8m以下のスズキ「小型ハイトワゴン」に大反響! 4人で乗るなら十分すぎる「ソリオ」の魅力とは?
[バイクライテク] アッサリと短い半クラッチで発進したい。なんで難しいの?
全長4m以下! 約170万円のトヨタ「小さいSUV」が人気沸騰!? 販売再開した「ライズ」一体どんな人が購入してる?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?