アメリカGPを3位で終えたメルセデスのルイス・ハミルトンは、レース終盤のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのバトルにおいて、十分なスペースを残したと主張した。
決勝レースで2ストップ作戦を選択したハミルトンは、優勝するためにはフェルスタッペンやキミ・ライコネン(フェラーリ)に追いつかなければならない状況に立たされた。
メルセデスはたくさんの問題に見舞われていた? ハミルトンが示唆
すると残り2周になったところで、2番手を走っていたフェルスタッペンがヘアピンでワイドに膨らんだ。これによってハミルトンがフェルスタッペンと並ぶと、両者はホイール・トゥ・ホイールのバトルを繰り広げた。しかし最終的には、アウト側からのオーバテイクを試みたハミルトンがコースオフしてしまった。
「彼ら(ライコネンとフェルスタッペン)についていくのに、とても慎重にならなければいけなかった」とハミルトンは話した。
「バトルをして、どうしようもないミスをしてしまったので、チャンピオンシップを勝ち獲ることができなかった」
「コーナーを通過した後、僕がブロックしないことを知らせるために、彼(フェルスタッペン)にはかなりスペースを残した。というのも彼がアンダーステアで僕の方へ寄ってくるのか、アグレッシブにくるのかわからなかったからだ」
また彼は、もしあの瞬間にタイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と争っていたら、”よりタイトに、よりアグレッシブに”走っていただろうと明かした。
結局このレースでは、序盤にハミルトンと争ったライコネンが5年半ぶりの優勝を挙げた。18番手スタートのフェルスタッペンも優勝のチャンスを伺っていたが、2位に終わっている。
今回のレースでは、ベッテルがハミルトンよりも後ろを走っていて不利な状況であったこともあり、ハミルトンはライコネンやフェルスタッペンとは異なるやり方でこの状況を受け止めなければならなかったと語った。
「彼らは僕と同じくらいレースに勝ちたいと思っていただろう。”ビスケット”を手に入れるために、リスクを負うことを厭わないんだ」
「僕はそういう考え方をする必要はなかった。ただポイントを稼いで、この長いゲームのことを考える必要があった」
「僕の中では、優勝するためにすべてのリスクを負いたいと考える面もある。だけどその一方では、自分の仕事を終わらせたいと考えている」
「もし僕がマックスに対してアグレッシブな態度をとって、セブ(ベッテルの愛称)が2位か3位でレースを終えていたら、僕が不利な状況に立たされることになっていただろう。だから今日は良い決断をしたと思っている」
一方フェルスタッペンは、ライコネンに対して非常に接近していたので、彼に仕掛けるとその影響を受けやすかったと振り返った。
「僕はタイヤに関して少し苦戦していた。だからルイスが近づいてきて、僕たちはいくつかのコーナーを一緒に通過したけど、僕はドアを閉じなければならなかった」
「彼はアウト側から仕掛けようとしてきたけれど、僕はすでにコーナーの限界のところにいたので、かなり滑ってしまった」
ハミルトンがフェルスタッペンに対してかなりのスペースを残していたことを示唆していたが、これについてフェルスタッペンは「もう少し割り込んでくることができただろうね!」と返した。
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