漁港近くのお魚系サンドが個性的なベーカリー『海辺のパン屋 ブレーメン』へ

漁港近くのパン屋さん、お魚系サンドが人気らしい

　美味しいアジフライを求めて、筆者（増井貴光）が愛車のハーレー「ロードグライド」で走ってきたのは神奈川県横浜市金沢区です。「八景島シーパラダイス」や「海の公園」のすぐ近くです。

　この日はインディアン・モーターサイクルのニューモデル「スカウト」の取材で、この近辺で撮影するためにやってきたのです。

　早めに現場に着いたので朝食を買おうと寄ったのが、海の公園と八景島の中間にある、柴漁港の交差点から少し内陸に入ったところにあるベーカリー「ブレーメン」です。

　じつは、友人から美味しいパン屋さんがあると聞いて前日に訪れていたのですが、午後だったこともあってパンの種類が少なく、店の方に人気のパンを尋ねたところ「今日はもう売り切れたけれど、アジフライコッペが人気で午前中で無くなっちゃう」と教えてくれました。

　なんと！　「アジフライコッペ」ですと！　コッペパンにアジフライを挟んだそうです。これは、食べなければならないと使命にかられた筆者は、ちょうど近くで撮影もあったので再び「ブレーメン」を訪れたのです。

　そうして再訪したのは朝の9時前。開店は朝7時なのでかなり出遅れていますが、店に入って美味しそうなパンが並んでいる棚を見ると、ありました！　「アジフライコッペ」が3つ残っているではありませんか。

　店の方に話を聞くと、目の前の柴漁港で水揚げされたアジを自家製のパン粉で揚げているそうです。漁港のすぐ近くだからこその「アジフライコッペ」だったのです。

　ちなみに前日は、ナンプラーが効いた「ゆで豚のベトナム風サンド」と、ポテサラとはちょっと違う、サクサク食感の「ポテチサンド」をいただきましたが、これがどちらも美味しかったのです。

　ということで、この日は間もなく合流する某バイク雑誌スタッフのために、筆者も入れて4名だったので「アジフライコッペ」を2つと「白身魚のフライサンド」、「グラコロサンド」の計4つのサンドイッチを購入しました。

新鮮なアジは、コッペパンに挟んでもしっかりと味わえる

　ロードグライドのサドルバッグに「ブレーメン」で購入したサンドイッチを入れて現場に到着した筆者は、みんなに「美味しいパンがあるよ～！」と言ったものの、誰も興味を示してくれないので1人寂しく「アジフライコッペ」を食べることにしました……。

　ビニールから取り出すと美味しそうなフライの香りが漂ってきます。揚げたてとはいきませんが、早朝に揚げてサンドしたのだから美味しいに違いありません。しかもパン屋さんの自家製パン粉を使って揚げているのです。

　さっそく一口いただくと、コッペパンは程よい甘さで懐かしい味です。そしてアジフライはサクサクな揚げ具合です。ソースとマスタードを使っていますが、アジそのものの新鮮な美味しさが強く、シャキシャキの千切りキャベツが味を引き立てます。

　アジフライはコッペパンの大きさに合わせた半身ですが、サンドイッチのボリュームとしては充分な大きさです。コッペパンのほんのりした甘さとアジフライがマッチしていて、予想以上に美味しいサンドイッチでした。

　ほかにも、自家製パン粉を使った「コロッケ」や「ハッシュドポテト」も販売しているので、朝ごはんセットを自分の好みで組み立てるのも良さそうです。

　美味しい朝ごはんでチャージした甲斐もあって、恐ろしく暑い日でしたが熱中症にもならず、サクサク仕事が捗りました。午後も他のサンドイッチをいただきましたが、どれも美味しくてリピート決定な「ブレーメン」でした。

Comments

[3G83]

はじめまして。　「漁港近くのお魚系サンド…」パン屋だから良い予感ですが…　記事の件、ネガティブイメージな魚臭さで気がかり。　（日本各地の）イメージチェンジも望みたいです。

その際。（地元応援系こそ排除すべきか）保守系を再考、民主的議論導入も…

（悪意～悪循環は別の議論～妙案で）妙案～諸々を募集、情報集積、（レスポンシブルな）発信回答。高評獲得。　好循環により、次世代型へ転換は望むところ。