スポーツカー以外のロータス
先日発表されたロータス・エレトレは、エリーゼやエキシージといったピュアスポーツカーを作り続けてきたロータスが送り出す初のスポーツカー以外のモデルであり、初の5ドアモデルでもある。
2022年後半より、中国に完成した新工場で生産開始予定とアナウンスされたエレトレは、電動化へのシフトを明言したロータスの最新モデルということで、完全なBEVとなっており、四輪をモーターで駆動する。
その出力は600psを超えるもので最高速度は260km/h、0-100km/h加速は3秒以下、目標とする航続距離は600km以上となっており、ライトウェイトスポーツの生産で得たカーボンファイバーとアルミニウム素材の知見を最大限にいかし、軽量化を実現していると発表されていた。
すでに少量生産のBEVハイパーカーであるエヴァイヤが発表されていたこともあって、今後ロータスからは電動化モデルが多くリリースされることは予想の範囲ではあったものの、いきなりSUVモデルが登場したことで面食らったユーザーも少なくないようで、SNSなどでは賛否入り混じった意見が取り交わされていた。
ということで、ここからはSNSや速報記事に付いたコメントをピックアップし、一般ユーザーのリアルな声をまとめてみたい。
ロータスらしさに期待の声
ライトウェイトスポーツカーを作り続けてきたロータスが突如SUVを発表したこともあって、ネット上では否定的な意見や落胆する声が多くみられているが、その中でも好意的であったりポジティブだったりする意見をピックアップしてみた。
「ロータスの創始者であるコーリン・チャップマンが見たら泣く、というような声もあるかもしれないが、もともとチャップマンはビジネスマンとしても有能で、1台あたりの単価を上げるためにGTカーや高級車路線にも踏み出した人物。そのため、もし彼が生きていたとしたら人気のSUVをリリースするというのは変でも不思議でもないのではないだろうか」
たしかにチャップマンはロータスの創始者でもありながらビジネスマンとしての知見もあり、F1マシンを広告塔としてスポンサーからフィーを貰うシステムを確立した人物でもある。
そう考えるとロータスに利益をもたらしてくれる可能性の高い、人気ジャンルに新型モデルを投入するというのも納得という意見である。
「『スポーツカーメーカーがSUVを作るなど情けない』というが、なにが情けないのか?」
「各メーカーが信念を持って開発した車両なのだから、車型に関係なくメーカーの色が出るはず。だからこそ、スポーツカーメーカーのポルシェが作ったSUVのマカンとロータスが作ったエレトレに、どのような違いがあるのが今から非常に興味がある」
こちらはスポーツカーに固執せず、各メーカーの考え方によって生まれたSUVに興味があるという意見。
たしかに一口にSUVといっても各メーカーの色が出ている車種も多く、ロータスの考えるSUVがなんなのかは興味深いところだ。
「SUVに手を出したか……」
続いては否定的、ネガティブな意見をまとめてみた。
やはりスポーツカーメーカーがSUVを作ったという点がひっかかるユーザーが多かったようだが、最も大きな意見は以下のものだった。
「ランボルギーニ・ウルスじゃん」
SUVでありながらクーペルックなスタイルや切れ長のヘッドライト、そして何より公開されたメインカットの車両のボディカラーがランボルギーニ ウルスのイメージカラーと同一のイエローだったことで、こういった第一印象を持ったユーザーが多かったようだ。
その他の意見としては「意外と普通なデザインでロータスっぽさがない」といったものや「ロータスは硬派なメーカーだと思っていたのにSUVを出すなんて日和ったか?」というような、主にデザイン面での意見や、やはりロータスがSUVを出すことに否定的な意見が多かった。
またボディサイズに言及する声も多く、「全幅2m超では日本では乗れないな」という声も。
その他では中国の吉利汽車となったことでロータスらしさが失われたと考えているユーザーも少なくないようで、「エレトレが失敗して不採算部門となり、売りに出されて欲しい。そして再び純ガソリン車を出して欲しい」といった少々過激な意見も見られた。
その一方でBEVであることに触れた意見はほとんどなかった点は意外であったが、もしかしたらロータスのSUVという衝撃が強すぎた結果なのかもしれない。
いずれにしても真価がハッキリするのは販売がスタートしてから。実車に触れたユーザーがどんな評価を下すのかも興味深いところだ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
今やかつての「スーパーカー」メーカーほとんどがSUVをラインナップしてますからね。