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オークション 超高額落札されたクルマたち 前編

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オークション 超高額落札されたクルマたち 前編

フェラーリ250GT SWB

H&Hクラシックス 1144万968ドル(約12億5000万円)2015年10月

メルセデス・ベンツのポスターや看板 ファン必見? オークションに出品

フェラーリコレクターのリチャード・コルトンの死後、彼の遺志により250GT SWBと275GTBが王立救命艇協会へのチャリティーのためオークションに出品された。

フェラーリ250LM

RMオークション 1155万ドル(約12億7000万円)2014年8月

250LMはサーキット用に開発されたクルマだが、シャシーナンバー6045はロードカーとして製造されている。全32台中19番目の車両であり、250LMはフェラーリ史上初めてのミドエンジン車だ。

メルセデス・ベンツ540Kスペシャル・ロードスター

グッディング・アンド・カンパニー 1177万ドル(約12億9000万円)2012年8月

コレクター垂涎のクルマだろう。戦前生まれの非常に特別なクルマであり、今までのオーナーはわずか3人だ。書類はすべて揃っており、ナンバーズマッチングの個体である。世界で最も権威あるペブルビーチ・コンクール・デレガンスでの受賞歴もある。

アルファ・ロメオ8C 2300モンツァ

グッディング・アンド・カンパニー 1199万ドル(約13億2000万円)2016年8月

よく分かっているカーコレクターはレーシングヒストリーを持つアルファ・ロメオを欲しがるものだ。8Cモンツァはそんな向きに求められるクルマである。1933年から1950年にかけてレースに出場したこの8Cはナンバーズマッチングの状態を維持している。

フェラーリ250テスタロッサ

RMオークション 1240万2500ドル(約13億6000万円)2009年5月

2009年当時、この「ポンツーン・フェンダー」を持つ250テスタロッサがつけた1240万ドルという価格は史上最高額であった。RMがオークションを盛り上げることに長けているというのもあるが、22台生産されたテスタロッサのうちこの#0714TRは特に高い値がつけられた。これほど高額になると予想できたものは少なかっただろう。

フェラーリ340/375MMベルリネッタ・コンペティツィオーネ(1953)

RMオークション 1281万2800ドル(約14億円)2013年5月

1953年のル・マン24時間に出場した3台のワークスマシンのうち、この#0320AMは唯一世界スポーツカー選手権にも出場している。ドライブしたのは世界チャンピオンのホーソーン、アスカリ、そしてファリーナだ。

ジャガーCタイプ・ワークス・ライトウエイト(1953)

RMオークション 1320万ドル(約14億5000万円)2015年8月

Cタイプ最終型の1台である#XKC 052は、1953年のル・マン24時間耐久で総合4位入賞を果たした。この個体はわずか3台のCタイプ・ライトウエイトのうちの2番目だ。

フェラーリ250GTベルリネッタ「ツール・ド・フランス」(1956)

RMオークション 1320万ドル(約14億5000万円)2015年8月

アルフォンソ・デ・ポルタゴが所有しレースにもしようしていた#557GTは、スカリエッティのボディを持つベルリネッタのレース仕様だ。生産7台中5番目の個体である。ペブルビーチやカヴァリノ・クラシックでの受賞歴もあり、フェラーリの歴史の重要な1ページを占める。

フェラーリ250GT SWBコンペティツィオーネ(1960)

グッディング・アンド・カンパニー 1350万ドル(約14億7000万円)2016年8月

競技向けとして生産されたSWBベルリネッタ初期の1台である#1759 GTはエド・ハガスとオーギー・ペブストのドライブで1960年ル・マン24時間において総合7位入賞を果たした。オリジナルのアロイ製ボディが残っており、ナンバーズマッチングだ。

シェルビー260コブラ(1962年)

RMサザビーズ 1375万ドル(約15億円)2016年8月

初代シェルビー・コブラ以上に伝説的なクルマはないだろう。新車時からシェルビー家によって所有された#CSX 2000は最も価値ある米国車の一台であり、売りに出されたのはこの時が初めてであった。

マクラーレンF1 LM仕様(1998)

RMオークション 1375万ドル(約15億円)2015年8月

マクラーレンF1というだけでもとんでもなく価値があるが、この個体(#SA9AB5AC4W1048073)はLM仕様にアップグレードされている。

ポルシェ917K

グッディング・アンド・カンパニー 1408万ドル(約15億4000万円)2017年8月

カーコレクターはできる限りオリジナルに近い状態を好む。2017年にこのポルシェ917が市場に出てきた時、おおくが口から泡を吹いただろう。シャシーナンバー917-024はスティーブ・マックイーンの映画「ル・マン」で取り上げられ、ジョー・シフェールによって所有されてきた。

アストン マーティンDB4 GTザガート(1962)

RMオークション 1430万ドル(約15億6000万円)2015年12月

DB4 GTザガートは競技向けに19台のみが製作された。#0186はそのうち14番目の車両だ。アストン マーティン史上もっともコレクタブルな1台として、非常に激しい競りが繰り広げられた。

フェラーリ250LM(1964)

RMオークション 1430万ドル(約15億6000万円)2013年11月

250LMはサーキット向けに作られたクルマだが、この#6107のオーナーは公道でのみ使用したようだ。それゆえ、オリジナル度が高いまま残されている。ただし、その後のオーナーの手に渡ってから1968年にデイトナでクラス優勝を果たしている。

フェラーリ275GTB/C

グッディング・アンド・カンパニー 1452万ドル(約15億8000万円)2017年8月

競技用275GTBは12台のみが生産された。ロードカーでも非常に価値が高いが、レーシングヒストリーを持つフェラーリは特に高く評価される。この#09051はナンバーズマッチングであり、1966年から1970年の間に複数回の勝利を重ねている。

フェラーリ250GT SWBカリフォルニア・スパイダー(1961)

グッディング・アンド・カンパニー 1518万ドル(約16億6000万円)2014年8月

めったに登場しないカリフォルニアを手に入れようと、度々熾烈な戦いが繰り広げられる。この#2903 GTは珍しいハードトップが付属している。

マクラーレンF1(1995)

ボンハムズ 1562万ドル(約17億円)2017年8月

米国の保安基準に適合する7台のマクラーレンF1のうち最初の1台。この#044は生産された全64台のうち37番目の個体だ。当時ワンオーナーであり、走行距離はわずか1.5万kmであった。非常に高価格にも関わらず、いまだに値下がりする気配を見せていない。

フェラーリ250テスタロッサ(1957)

グッディング・アンド・カンパニー 1639万ドル(17億9000万円)2011年8月

250テスタロッサの1号車である#0666TRは、複数のトップドライバーが乗ったチームカーであった。新車時からの輝かしい歴史とともにペブルビーチでの入賞歴もあることから、この価格はもはやバーゲンだろう。

フェラーリ250GT SWBベルリネッタ・スペチアーレ(1962)

グッディング・アンド・カンパニー 1650万ドル(約18億円)2015年8月

ヌッチオ・ベルトーネが個人所有していたこの#3269 GTは30年間にわたりロレンゾ・サンブラーノ・コレクションに属していた。さらにこの珍しいことにこのクルマはベルトーネによる特別なボディが与えられている。

フェラーリ250GT SWBカリフォルニア・スパイダー(1961)

グッディング・アンド・カンパニー 1683万ドル(約18億4000億円)2015年8月

これといったレーシングヒストリーはないが、この#3095 GTの歴史はすべて書類に残されており、フェラーリによる認証も取得している。そして、これは史上最も美しいクルマの1台だろう。

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