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[人生に一度は乗りたい]走る芸術品。スーパースポーツ&レジェンドモデルの感動世界

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[人生に一度は乗りたい]走る芸術品。スーパースポーツ&レジェンドモデルの感動世界

ステアリングを通して栄光の伝統が我が物に

Ferrari  

【スーパースポーツ・ファイル】興奮の走り、全身サーキットスペック。ランボルギーニ・ウラカンSTOが提示した速さの新基準

スポーツカーの最高峰、プランシングホース

 ステアリングのセンターにある黄色地に黒い跳ね馬(プランシングホース)の紋章を見つめてドライブすれば、栄光に満ちたブランド史の一部になった気がする。フェラーリを駆ることはいつもそれくらい誇らしい。最新のV6ハイブリッドから、主力のV8ミッドシップ、そして究極の12気筒まで、どのモデルでもいい。手に入れること自体が、夢の実現である。120回ローンを組んででも買ったほうがいい唯一のブランドといえる。人生と価値観が変わる。(西川淳)

購入ガイド:1000万円前後で入手可能なフェラーリは1990年代の348系。手はかかるが魅力たっぷり

Lamborghini ロードカー

非日常をわが物にする喜び。スーパーイタリアン

 ランボルギーニのイメージはカウンタックに代表される。最新のウラカンもアヴェンタドールも、SUVのウルスでさえそのデザインエッセンスはカウンタックに収束する。カウンタックとは、言い換えれば非日常の象徴だ。だからランボルギーニに乗るということは、周囲からの視線を痛いほど浴びるということである。自己を確立したドライバーでなければ、乗りこなせない。パフォーマンスはいまや超一級。一瞬で周囲を置き去りにする存在だ。(西川淳)

購入ガイド:一世代前のガヤルドは1000万円前後の中古車も存在。夢を現実にするのも不可能ではない

HONDA NSX

和製スーパーカー、スーパースポーツ改革者

 フェラーリに匹敵するスーパーカーを日本から生み出したい。その想いに、当時世界最強F1エンジン・サプライヤーのホンダが応えた。1990年に誕生した1stモデルは、高回転型エンジンで高性能を追求。同時に排気量を適度に抑え、アルミボディで軽量化を実現した。その開発思想は、快適性の高さとともに時代の一歩先をいっていた。ハイブリッド化を通じて環境性能を高めた2ndモデルも先進性が際立っている。逸品である。(森口将之)

購入ガイド:NSXは1stモデルでも古さを感じない。日本車の到達点として入手する価値がある。価格は600万円以上

CHEVROLET コルベット

Theアメリカンマッスル。大排気量V8の世界

 コルベットは半世紀以上の歴史を誇るアメリカンヒーロー。中でもC1からC3までのクラシックモデルは、周囲10m以内をアメリカ色に染め上げる。それほど強烈なオーラの持ち主だ。2000年代のC6以降は、世界を目指した。とくに最新のミッドシップC8は、イタリアンスーパーカーのお株を奪う性能を手に入れている。FRコルベットを狙うなら、断然C6のZ06だろう。マニュアルで楽しむビッグブロック7ℓは、まさに強烈だ。(西川淳)

購入ガイド:歴代コルベットはGT性能も高水準。通常ユースも快適。FRモデルは意外にリーズナブル

LOTUS エリーゼ

傑作MRピュアスポーツ、意のままに操る

 1995年発表のエリーゼは、アルミ合金を接着剤を使って組み上げるという航空業界譲りの手法でライトウェイトを達成。目の覚めるような身のこなしを堪能させてくれた。極端に低いシート、アルミむき出しのインテリアも、非日常を感じさせる。多くのライバルがエリーゼを超えようと挑戦したが、結局達成できないでいる。エリーゼは、クラスリーダーカーのまま2021年に生産を終了。今後も傑作として語り継がれるに違いない。(森口将之)

購入ガイド:エリーゼは惜しまれつつ生産を終了。中古車価格は高値安定。低年式車でも300万円オーバー

MORGAN

トラディショナルの重み。Theブリティッシュ

 モーガンは80年以上にわたり、鉄製のはしご形フレームの上に木骨を組み上げる基本構造を守ってきた。しかし近年モデルチェンジ。アルミ製プラットフォームを導入し、サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンに一新した。新型は乗り心地や直進安定性が大幅に向上した。それでも、長いノーズをコーナーに導き、後輪に近い場所に座って旋回を堪能するフットワークは昔のまま。何を守り、何を変えればいいかを熟知している。(森口将之)

購入ガイド:伝統とクラフツマンシップが味わえる超個性派。残念ながら中古車流通はほとんどない

CATERHAM セブン

ネイキッド2シーター、タイムレススポーツ

 1957年発表のロータス・セブンの製造権を譲り受け、ケータハムが作り続けているセブンは、プリミティブなスタイリングやコクピットを受け継ぎながら、絶え間ない改良を施してきた。それを象徴するのが、スズキ製の658ccエンジンの搭載だろう。パワーは100psに満たないが、車重は440kgだから加速は強烈。手足の動きがそのままクルマの挙動に変換されるかのような身のこなしは、スポーツカーの原点にして究極といえる。(森口将之)

購入ガイド:セブンはスポーツカーの究極。走りはバイク感覚。長く所有するユーザーが多く、中古車は少ない

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みんなのコメント

4件
  • とりあえずサマージャンボ
  • フェラーリは、いいぜぃ〜。
    音、振動、匂い、速さと感動。
    他のクルマでは到底得られない世界がある。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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