メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、レッドブルに対してチームが大きく遅れているため、先頭争いに戻るためにはチームが“大胆な決断”を行なう必要があると語った。
昨年は新レギュレーションが導入されたシーズンとなったが、その中でメルセデスは大苦戦。2023年はそこから立ち直ることが期待されていたが、開幕戦を終えた段階では期待されたような進歩を示すことができず、むしろアストンマーチンとフェラーリの後塵を拝する4番手チームという位置づけになりそうな状況となっている。
■今年も苦戦のハミルトン、メルセデスとの間に亀裂? 「話聞いてくれなかった」と示唆もウルフ代表は「団結」アピール
ハミルトンは現状の戦闘力について、レッドブルよりもレースで1周あたり1.5秒も遅いとまで口にしており、メルセデスが勝利するためにはトップ3チームがトラブルに見舞われる必要があると厳しい考えを語った。
「昨年の僕たちは凄くドラッグが大きいマシンで、ストレート以外でも苦戦していた。でも大きなウイングをつける必要があったことで、コーナーでは負けずに同等だったんだ」
メルセデスが差をつけられている部分はどこかと聞かれたハミルトンは、そう答えた。
「今年はほとんどのコーナーで負けてしまっている。ストレートでは僕たちも速いけど、コーナー脱出で彼らが速くて、ほとんどのコーナーで負けてしまっている」
「そして、レースで彼らはプッシュしていなかったと思う。示していたモノよりもずっと速かったはずだ。僕らはレースで1周あたり1.5秒遅いとか、そんな感じなんだ」
「現時点で僕らが勝つためには、レッドブルが完走できず、フェラーリも完走できずに終わる必要があって、今ではアストンマーチンも完走できない必要があるかもしれない。だけど、僕らが追いつけないという理由にはならないよ」
なおハミルトンは開幕戦後、チーム側がマシン開発に対する自身の懸念を聞き入れてくれなかったと不満を口にしていた。
第2戦サウジアラビアGPを前に、ハミルトンは前述の発言について「必ずしも最適な言葉のチョイスではなかったかもしれない」と語った。
「振り返ってみると、必ずしも適切な言葉のチョイスではなかったかもしれない」
「だけど、時にはチームメンバーと意見が合わないこともある」
「重要なのは互いにコミュニケーションを取り続けて、力を合わせることだ。僕は今もチームを100%信頼している」
そしてハミルトンは、メルセデスが選択した”ゼロポッド”というソリューションには、当初から適切なものではないと考えていたとも付け加えている。
「このマシンを初めて見たとき、僕は自分たちが正しい場所に立っていないことを理解した」
「ライバルとはかなり異なったもので、そういった瞬間には常に神経をすり減らすものだ」
開幕戦の苦戦を受け、チーム代表のトト・ウルフもマシンコンセプト変更の可能性を示唆するまでに至っているが、ハミルトンもこれに同意し「大胆な決断」が必要だと考えていると語った。
「論より証拠だ。僕らはパフォーマンスがどこにあるのか、皆がどこから引き出してきているのかを目の当たりにしている」
「彼らとのギャップを縮めるためにもいくつかの大胆な決断を今下す必要がある。フェラーリがストップをかけない限り、レッドブルは今年おそらく逃げて行くだろう。でも今年のうちどこかで、僕らがそのギャップを縮めることができればと期待している」
「その時、チャンピオンシップを争うという意味では手遅れかもしれないけど、注目を集めることはできるだろう」
なおハミルトンの語る“大胆な決断”が既に下されたのかどうかを尋ねてみると、彼は「僕らはそのプロセスの中にあると思う」と答えている。
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