「GTA」とは
伊アルファ・ロメオが、ブランド史上最もパワフルなロードカーを発表した。「ジュリアGTA」の登場である。
【画像】ジュリアGTA/GTAm、クアドリフォリオ【比べる】 全66枚
現行型ジュリアのトップグレードである「クアドリフォリオ」をベースに、動力性能とメカニカル面のアップグレードを行ったニューモデルだ。
軽量構造であることを意味するグランツーリスモ・アレジェリータ(GTA)の復活。
歴史ある名を冠したジュリアGTAは、フロントにクアドリフォリオと同じ2.9L V6ツインターボを積むが、アクラポビッチ製のチタニウム・エグゾーストの採用や各部の改良によって出力を向上。
最高出力は510psから540psに高められている。サウンドについても、他のモデルとは異なる味つけにしたという。
100kgの軽量化
詳細な動力性能は明らかにされていないが、クアドリフォリオの0-100km/h加速3.9秒、最高速度307km/hを超えるものになるだろう。
さらにウェイトは100kgの軽量化に成功。ボンネット、ルーフパネル、フロント・バンパー、フロント・ホイールアーチ、リア・アーチインサート、ドライブシャフトの素材に、カーボンを採用したのが特徴だ。
また、トレッドを50mm拡大し、サスペンションに専用チューニングを施したことで、コーナリング性能が向上。ベースとなるクアドリフォリオを上回ると発表されている。
外観の変更点は、フロント・スプリッター、カーボン製リア・ディフューザー、リア・ウイングといったフォーミュラ1を想起させるアクティブ・エアロ・パッケージを搭載していること。ホイールは20インチを履いている。
ジュリアGTA 内装
インテリアは、アルカンターラを用いたトリムを、ダッシュボード、ドアパネル、グローブボックス、シートのセンター・トリムに採用。
また、マットカーボンのアクセントによってパフォーマンスの高さと見た目の美しさをうまく演出している。
「GTAm」とは
サーキット・ユースを望む顧客には、2シーター仕様の「GTAm」も用意。前席はサベルトの6点式ベルトを採用するスポーツシートとなり、スポイラーは大型のものを搭載。
後席があったスペースには、アルカンターラが敷き詰められ、ロールバーが張り巡らされている。その空間にヘルメットと消火器のためのスペースを用意した。
GTAmは、0-100km/h加速は3.6秒を達成。公道走行も可能となっている。
ジュリアGTA、GTAmは、合計500台のみの製造となる。
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みんなのコメント
生誕110年を迎え、記念すべきモデルの誕生だ!
ブラボー♪
こりゃ『GRヤリス』の購入で迷っているレベルじゃないぞ!