EV移行に向けたラインナップ整理
ボルボの英国部門は、V60クロスカントリー、V90クロスカントリー、S90、XC40リチャージPHEVの4車種の販売を終了した。
【画像】ボルボの「クロスカントリー」シリーズ縮小へ【ボルボS90、V90クロスカントリー、V60クロスカントリーを写真で見る】 全72枚
ボルボは4車種の販売終了について、2030年の完全電動化に向けたラインナップの整理や、対象4車種の販売台数の減少を理由に挙げている。標準的なステーションワゴンのV60とV90については、今のところ廃止の計画はないという。
英国ではSUVの人気上昇にともない、セダンやステーションワゴンの販売が減少傾向にある。2016年、S60(セダン)のクロスカントリー仕様は、発売初年度にわずか34台しか売れず、廃止となった。
ボルボは新型EX90やEX30など、新世代の電動SUVラインナップを拡大しているが、クロスカントリー系のEVも導入するかどうかは、今後の動向に注目したい。
同様に、ボルボはフラッグシップとなるEVセダンの計画についても口を閉ざしているが、S90が欧州でも生産量の少ない車種であることから、優先されることはないだろう。
ボルボの広報担当者は次のように語っている。
「当社は製品提供を急速に変革しています。これは、完全な電動化を目指すだけでなく、すべての車種において新しいプラットフォームや技術に移行することを意味します」
「完全EVを優先し、この技術的な移行を進める中で、当然ながらラインナップを進化させ、統合する必要があります。その結果、既存の受注と英国市場向けの生産可能台数に基づき、XC40リチャージのプラグインハイブリッド仕様と、すべてのV60クロスカントリー、V90クロスカントリー、S90は、英国のラインナップから除外されることになりました」
XC40は、2.0L 4気筒ガソリンターボエンジンを搭載したB3仕様の販売を継続する予定だ。また、同社初のEVであるXC40リチャージ(およびクーペのC40リチャージ)も引き続き販売される。
ボルボが完全電動化に踏み切ったのは、法改正や充電インフラの「急速」な拡大により、消費者がEVを受け入れやすくなることを期待したからだと、同社は述べている。
また、オンライン販売を優先しており、すべてのEVモデルは最終的にオンラインのみで販売される予定である
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みんなのコメント
世の中がBEVについてこなかったら、会社(販売)として馬鹿をみることになる。
ましてや、寒い北欧ではバッテリー劣化も早いだろう。