もくじ
ー 「テクノロジーのジグソーパズル」
ー 全固体電池の実用化は当分先
大予想 BMW i4 4ドア・クーペ 今後の電動化戦略、12台の完全EV投入
「テクノロジーのジグソーパズル」
BMWは、顧客から需要があれば「2023年までに100台の電動化モデルを発売することさえできる」と同社の開発部門を率いるクラウス・フレーリッヒは述べた。
彼の発言は、BMWが25日に発表した今後2年間で25台の新型電動化モデルを投入するという計画に併せて語られたものだ。
フレーリッヒによれば、これはBMWの5世代目モジュラー・アーキテクチャのフレキシビリティによって可能だという。この新世代のアーキテクチャは、バッテリーEV、プラグインハイブリッド、内燃エンジンのいずれにも対応する。
「われわれは今やテクノロジーのジグソーパズルを持っているようなものです。顧客の要望に合わせて、いかようにもピースを組み替えることができるのです」
「今回発表した製品計画は、予想以上に伸びている顧客の需要によるものです。同時にわれわれのフレキシビリティは、ディーゼルに対する需要の落ち込みにも対応可能です」
「2年という期間を予定しているのは、型式認定を取得する作業に1年、そしてファインチューニングに1年、必要というだけです」
全固体電池の実用化は当分先
BMWは間もなく新型3シリーズ・セダンとツーリングにプラグインハイブリッド仕様を投入する。
さらに7シリーズ、X3、X5のPHEV仕様も発表済みだ。将来的には同様のパワートレインがX1、5シリーズ、2シリーズ・アクティブツアラーにも設定される予定だ。
BMWではまた、電気自動車SUVのiX3とミニ・エレクトリックの開発も最終段階を迎えている。
フレーリッヒによれば、第5世代アーキテクチャのフレキシビリティは、必要に応じてプラグインハイブリッドの電気による航続距離を伸ばすことも短くすることも可能だという。
「ドライブシャフトの両側にスペースがあります。法規や顧客の需要が変化すればすぐに、フロア下にバッテリーセルを追加することが可能です。荷室や燃料タンクの容量が減ることもありません」と彼は言う。
フレーリッヒはまた、全固体電池に対する彼の確信についても述べた。劇的に航続距離を伸ばし、コストを下げる可能性が期待されている全固体電池だが、大量生産が実現するのは2030年代になってからだろうと、彼は考えているという。
「当分の間、製品の99%はリチウムイオンになるだろうとわたしは確信しています。2025年頃になれば試験的に製品化されるかもしれませんが、その頃はまだ、リチウムイオンよりも性能は低くコストは高くなるでしょう。まだ開発には長い時間が必要です」
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