この記事をまとめると
■現在の三菱にセダンは1車種も存在しない
開ければ満員御礼! それでも1月3日からオープンする新車ディーラーが激減しているワケ
■昔の三菱はセダンを数種類持つほどセダンに力を入れていた
■セダンブームの波に乗れなかったクルマは最終的には警察車両として使われた
四駆とPHEVのイメージな三菱、じつはセダンも得意だった!
なかなかセダンが売れない時代となっている現在では、セダンのラインアップを縮小しているメーカーも珍しくなくなってきた。その中でも三菱は現在、国内のラインアップの中にセダンを1車種も持たないメーカーとなっている。
しかし、そんな三菱も過去を振り返ってみると、他メーカーを上まわるほど多くのセダンをラインアップしていた時期もあったのである。全盛期の三菱セダンと言えば、エボリューションモデルが知られるランサーやミドルクラスセダンのギャラン、三菱系重役御用達のデボネアなどが知られるところだが、今回はそれ以外のマイナーモデルをピックアップしてみよう。
1)エテルナサヴァ
ギャランの販売店違いの兄弟車として1978年に登場したエテルナ(当時はギャランΣエテルナ名義)。その後、ギャランのモデルチェンジに合わせてエテルナΣと名前を改め、1988年に登場した際には単にエテルナという名前になっていた。
この4代目エテルナは6代目ギャランの兄弟車であったのだが、セダンのギャランに対してエテルナは欧州向けの5ドアハッチバックボディを持ったモデルとして登場していた。
しかし、当時の日本ではこういった5ドアハッチバックモデルは不人気で、その結果追加されたのが「エテルナサヴァ」と名付けられた4ドアセダンモデルだったのである。
販売台数は芳しくなくても最後はみんなのヒーローに
2)カリスマ
当時、三菱とボルボ、そしてオランダ政府が共同出資して設立されたネッドカー社が製造した4ドアセダンのカリスマは、主に欧州市場をターゲットとしたモデルで、同時期のボルボS40/V40も共通のプラットフォームを使用していた。
もともとは欧州向けに開発されたモデルではあったが、デビュー翌年の1996年からは日本でも販売がスタート。輸入車でありながらも国産車並みの価格であることをアピールしていたのだが、クルマに詳しくない人からしてみればただの三菱のセダンであったことから販売台数は低迷してしまった。
実際に乗ってみると欧州仕込みのサスペンションなどは評価が高かったのだが、如何せん地味なルックスも災いし、1999年で国内販売は打ち切られてしまったのだった。
3)エメロード
カリーナEDが巻き起こした4ドアハードトップスペシャリティカーブームに乗ろうと、1992年10月に誕生したエメロード。
7代目ギャランのプラットフォームをベースとしているが、全高が30ミリ低められギャランとは異なる滑らかなデザインを纏っていた。しかし、すでに当時は4ドアハードトップブームも終焉を迎えつつあり、最後発のエメロードは波に乗ることができなかったのだ。
1994年にはFTO譲りの200馬力を発生するMIVEC付2リッターV6エンジンを搭載するスーパーツーリングRも投入するが、販売台数は好転することなく、モデル末期の車両は1台110~120万円ほどで警察車両として導入されていた。
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みんなのコメント
記者にすら思い出してもらえないとは。