スペーシアが魅力アップ。試乗車はSUVイメージのギア
スペーシアはスズキの軽自動車の中で、最も背の高い、いわゆるKスーパーハイトワゴンとして高い人気を誇っている。スペーシアは、標準モデルのほか、大胆なフロントマスクのスペーシアカスタムと、SUVルックに仕上げたスペーシアギアの3タイプで構成。昨年末に一部仕様変更を実施した。
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シリーズ共通の改良点は、新サービスのコネクテッドシステム、スズキコネクトを採用したこと。事故などの緊急時にはSOSボタンを押せばオペレーターにつながるほか、スマホからのエアコン操作、ドアロックなどができ、より安心・快適で便利なサービスを展開している。機能面では車線逸脱抑制機能を新たに採用。より安全性を高めている。
今回試乗したのはスペーシアギア・ハイブリッドXZターボ。スペーシアギアは「遊びゴコロ」のあるSUV風Kカーとしておなじみだが、今回の改良で、アルミホイールを井桁状のデザインに変更したほか、インパネアッパーボックスの色味を艶消しブラックとするなど、よりSUVらしさを深める改良を施している。
広々室内に感激。走りは安定感たっぷり、アクティブ派に最適
まずは内外装をグルリとチェック。改めて「広い!」と感動した。室内高は1410mmで、キッズなら立てる高さを持っており申し分ない。そこから生まれるリアシートの居住スペースは頭上空間の広さはもちろん、前後方向もオトナが足をゆったり組めるほどのゆとりがある。さすがはスズキ最大のKスーパーハイトワゴンとうならせてくれる。さらに撥水加工が施されたシートは多彩なアレンジが可能で、アウトドアシーンにおいても、優れた使い勝手を誇るに違いない。
さて、いよいよ走らせてみるが、不安だったのはこれだけ背が高くてフラフラしないのか……ということ。しかし、それは杞憂に終わった。風の強い日にも走ったが、足回りはしっかりとした設定で、走りには安定感があった。それでいて、ゴツゴツとした乗り心地でもない。快適性は十分に確保されている。
もちろんスペーシアギアはコーナーリングが得意というクルマではないが、ロールは適度に抑え込みつつ、自然な姿勢でコーナーを駆け抜けていく。
スペーシアは全車マイルドハイブリッドを組み合わせており、加速時にはモーターがアシストしてくれる。試乗車はターボモデルということもあって最高出力は64psとパワフル。その加速感はとても気持ちがいい。
SUV風のKスーパーハイトワゴンとして、さらなる進化を果たしたスペーシアギア。遊びゴコロと機能性を兼ね備えており、アクティブに活動するユーザーにはピッタリな1台といえる。
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みんなのコメント
乗ってて楽しい1台
実は自分スペーシアGEARの初期型に乗ってます
だから良さはすごくわかる