今シーズン、開幕から大苦戦を強いられているレッドブルのリアム・ローソン。レッドブル陣営はF1第3戦日本GPに向けて、ローソンとレーシングブルズの角田裕毅の入れ替えを検討していることがmotorsport.comの調べで分かった。
セルジオ・ペレスの後任ドライバーとして、4度のF1世界王者であるマックス・フェルスタッペンのチームメイトに選ばれたローソンだが、開幕から非常に厳しい戦いを強いられている。開幕戦オーストラリアGPでは予選18番手に終わり、決勝でも下位集団で走っている最中に濡れた路面に足をとられクラッシュした。チームは第2戦中国GPでのステップアップを期待したが、ローソンはスプリント予選、メインの予選ともに最下位に終わり、スプリントレース17位、決勝レース15位に終わった。
■苦戦リアム・ローソン、レッドブルF1で一体何が起きている? 経験不足とプレッシャー、“じゃじゃ馬”マシンの三重苦
中国GPの土曜日を終えたローソンはSky Sportsの取材に対し、「正直なところ、すごく厳しい。マシンのウインドウが狭いのは分かっているけど、言い訳にはならない。(改善には)時間が必要だけど、残念ながら僕には時間がない」とコメント。この“時間がない”発言についてmotorsport.comがレッドブル陣営のアドバイザーであるヘルムート・マルコに尋ねると「彼の言っている通りだ」と認めた。
マルコはローソンにさらなる時間を与えるかどうかについて具体的には明言しなかった。しかしパドックでの情報によると、レッドブルは中国GPの2週間後に鈴鹿サーキットで行なわれる日本GPに向けてドライバーラインアップを変更することを検討しているようだ。ローソンの後任として名前が挙がっているのは、姉妹チームのレーシングブルズで印象的な活躍を見せる角田。現時点で最終決定は下されていないが、ドライバー交代は十分起こり得ると理解されている。
アルファタウリ時代から数えてレーシングブルズ所属5年目となる角田は、開幕戦で予選5番手を獲得し、決勝でも戦略ミスでポジションを落とすまでは5番手、6番手を走行。中国GPでもスプリントレースでメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリを抑え切って6位に入り、決勝レースでも7位を狙える位置を走っていた。結果的には戦略ミスやフロントウイングが突如破損するトラブルに見舞われたこともあり19位に終わったが、印象的なパフォーマンスを見せ続けている。
メディアの間では角田のレッドブル昇格の可能性も取り沙汰され始めていたが、シーズン2戦目という早い段階で本格的な議論がスタートすることは予想外の動きと言えた。
当の角田は中国GPのスプリントの後、メディアから母国GPでのトップチーム昇格のチャンスがあれば受けるか質問され、「日本で? もちろん100%(乗りたい)ですよ。あのマシン(レッドブル)の方が速いですから」と返していた。
motorsport.comの調べによると、中国GPのレース後にも議論は続けられ、ローソンにさらなる猶予を与えるのか、あるいは即座に角田と交代するのかの最終決定は来週にも下されると予想される。
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みんなのコメント
好調とはいえブルズで表彰台に乗る可能性ってほとんどないよね。
ギャンブルかもしれないが、レッドブルのほうが可能性高いから乗るべきだね。