この記事をまとめると
■タイヤの銘柄やブランドが白く塗られているモノを「ホワイトレター」と呼ぶ
いま軽トラ・軽1BOXが熱い! 商用車を乗用で乗るメリットとブーム到来の理由
■タイヤの扁平率が高いタイヤを履くSUVなどでは昔から人気のカスタムだった
■最近では軽自動車やスポーツカーで採用する人が増えている
どうせ乗るならホワイトレターにしたいクルマたち
ホワイトレタータイヤとは、タイヤの側面に白文字でブランド名や商品名などが書かれたものを指している。書かれているといっても市販されているホワイトレタータイヤの多くは塗装やペイントではなく、白色のゴムを挟み込んで表現しているので、ペイントのようにはがれ落ちてしまうこともない(もちろん汚れれば黒ずんでいくが)。
今回はそんなホワイトレタータイヤが似合う車種を独断と偏見でピックアップしてみた。もしこれらの車種に乗っていて、近々タイヤ交換の予定がある人は参考にしていただければ幸いだ。
クロスオーバーSUV
ホワイトレタータイヤと言って真っ先に脳裏に思い浮かべる人も多いであろう車種が、クロスオーバーSUVだろう。近年ではトーヨーのオープンカントリーシリーズやヨコハマのジオランダーシリーズなど、クロスオーバーSUV用のタイヤにホワイトレター仕様が続々追加されている。
また、海外ブランドのタイヤメーカーからもクロスオーバーSUV向きのオフロードタイヤが多数リリースされており、日本国内でも購入しやすい環境となっている点も後押ししていると言えるだろう。
クロスオーバーSUVは比較的扁平率の高い肉厚なタイヤを履くことが多いため、サイドウォールに備わるホワイトレターをアピールしやすいという特徴もあるのだ。
ワンボックスバン
ハイエースやキャラバンといった働くワンボックスカーは、ビジネスの相棒としてももちろんだが、レジャーの相棒として個人で購入して愛用している人も少なくない車種だ。
また、クルマ好きの職人など、ビジネスの相棒でありながら、ドレスアップも抜かりなく楽しんでいる人も多く、他のハイエースやキャラバンとは一味違った仕上がりを求めるユーザーも存在している。
そんなユーザーが多いことを見越して、タイヤメーカーもホワイトレタータイヤをリリースしており、「グッドイヤー・イーグル#1ナスカー」や「ファルケン W11」、「ヨコハマ・パラダ」、「トーヨー H30」など、豊富に取り揃えられているのだ。
しかも、これらのタイヤは商用車としての耐荷重をしっかりと考慮したLTタイヤとなっているため、ビジネスでガンガン使っているユーザーでも安心という点も見逃せないポイントと言えるだろう。
最近はスポーツカーでも人気のカスタマイズ手法に
軽バン、軽トラ
ハイエースやキャラバンと同じく、働くクルマとしての人気はさもありなんだが、こちらもレジャー用途に使う人も少なくない軽バン&軽トラ。軽商用車ということで維持費も安く、車両も比較的安価。そして手放すときも値崩れしにくいという点で、セカンドカーとして購入して楽しんでいる人も多く存在している車種だ。
そんな軽バン&軽トラで最近人気となっているカスタムが、リフトアップを施すいわゆる“アゲ系”というもの。4WD仕様も存在する車種だけに、リフトアップをした上でオフロード系タイヤを履けばある程度の悪路も走れる仕様に早変わりというワケだ。
そして、そんなアゲ系軽トラ&軽バンにピッタリサイズのオフロード系ホワイトレタータイヤも存在しており、これを組み合わせることで働くクルマからレジャービークルに一変することができるのである。
番外編 スポーツカー
市販のスポーツカー向けタイヤにはホワイトレター仕様はほとんどないものの、レースフィールドではホワイトレターが入ったタイヤが装着されることが多いということもあり、レーシーなカスタムをした車両には組み合わせてみたいところ。
ただ、前述したように市販のスポーツタイヤでホワイトレター仕様のものはほぼ存在しないため、ペンタイプのタイヤマーカーでロゴ部分を白く塗りつぶしたり、ステンシルを使用してスプレーで塗装するなど、工夫が必要となる。
また、タイヤメーカーが作るホワイトレタータイヤとは異なり、耐久性に乏しく、時間が経つと汚れてみすぼらしくなってしまうため、イベント前など気合いを入れたいタイミングで実施するのがいいだろう。
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