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「ソニーとホンダ」日本の2大ワクワク企業がタッグ! ついにEVセダンのAFEELAプロトタイプが日本で公開された!!

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「ソニーとホンダ」日本の2大ワクワク企業がタッグ! ついにEVセダンのAFEELAプロトタイプが日本で公開された!!

 この記事をまとめると

■ソニー・ホンダモビリティが新型EVの「AFEELA」のプロトタイプを日本初公開した

今年もCESで注目車が続々公開! なぜ今自動車メーカーは「モーターショー」より「家電見本市」に力を入れるのか?

■一般にはジャパンモビリティショー会場でお披露目される

■「AFEELA」は2026年春に北米発売した後、同年中に日本でも発売される予定

 まだ世界に1台しかない「AFEELA」を日本初公開

 2023年10月17日、ソニー・ホンダモビリティは、新型EV「AFEELA」のプロトタイプを日本国内にて初公開した。今回のお披露目は経済誌(紙)や自動車メディアに向けたもので、一般向けには10月28日に開幕する「ジャパンモビリティショー2023」で展示・発表が行われる。

 ソニー・ホンダモビリティとは、文字どおりソニーとホンダが50%ずつを出資して2022年に設立された新会社だ。両社の得意分野を掛け合わせた新しい価値の電気自動車(EV)を開発・販売するだけでなく、モビリティ向けサービスの提供をメイン事業とする点が、従来の自動車メーカーと異なるところ。簡単にいうと、ソフト面はソニー、ハード面をホンダが担当すると思っておけば間違いはないだろう。

 東京都港区の虎ノ門ヒルズ ステーションタワー「TOKYO NODE HALL」において披露された「AFEELA」プロトタイプは、今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された「CES 2023」で発表された車両そのもの。なお、正確には「AFEELA」は車名ではなくブランド名で、その1号車という扱いになる。

 まずクルマとしてのAFEELAプロトタイプは、全長4895×全幅1900×全高1460mmというサイズの4ドアサルーン。ホンダ車でいうと、2022年まで発売されていたレジェンドに匹敵する大きさだ。ただ、ホイールベースはレジェンドの2850mmに対してAFEELAプロトタイプは3000mmとなっており、車内空間の広さを想像させる。

 一方、ルーフラインは車体後方にむかってなだらかに下がっていく、いわゆる「4ドアクーペ」的なフォルム。プロトタイプということもあり、車内がよく見えるようにという配慮もあってか、前後のクォーターウインドウやルーフはすべてガラスとなっている。リヤまわりは5ドアハッチバックのようにも見えるが、今回は前後ドア以外の開閉はできなかったため、詳細は不明。ただ、横一文字のリヤテールランプの上にはラインが確認できるため、おそらく独立したトランクを持つ4ドアセダンボディと思われる。

 そのほか、車体における特徴は突起物が少ないことだ。ウインカー内蔵式サイドミラーを除けば、前後の灯火類は凹凸の少ないフラッシュサーフェイス化され、なんとドアノブも存在しない。前後ドアの開閉は車両オーナーがスマートフォンで操作することで行うという。

 さらに、フロントまわりでは、左右ヘッドライト間のいわゆるフロントグリルに「メディアバー」を搭載。現在のバッテリー残量に加え、その日の天気といったドライブに役立つ情報だけでなく、アニメや映画の映像の一部といったエンタメ情報を表示することも可能。

 いわばクルマ側からもドライブや生活を楽しむ方法を提案することで、オーナーとのさらなるコミュニケーションが取れるようになっている。

「AFEELA」で新しいモビリティの可能性を追求

 そんなAFEELAプロトタイプのメディア向け発表会では、ソニー・ホンダモビリティの代表取締役社長兼COOである川西 泉氏が登壇。AFEELAのコンセプトである3つのテーマ、Autonomy(進化する自律性)、Augmentation(身体・時空間の拡張)、そしてAffinity(人との協調、社会との共生)という3つの“A”について解説した。

「このAFEELAプロトタイプを、知性を持ったモビリティとして育てていき、ユーザーに寄り添う唯一無二の存在、愛着を持てるように新しいモビリティの可能性を追求していく」

 川西氏はこのように説明し、さらに自分の好みに合わせたAFEELAが作れる場所、表現できる場所、共創できる場所、これらをデジタルの世界で用意したいと語った。その軸となるのが、社外のディベロッパーやクリエイターが参加できる「AFEELA共創プログラム(仮)」構想だ。

 AFEELAプロトタイプでは、前述の「メディアバー」のほかにもダッシュボードに広がる「パノラミックスクリーン」、さらに走行時に擬似的なサウンドを響かせる「eモーターサウンド」など、さまざまな機能が存在する。それらをどう活かすかというアプリケーションソフトについて、ソニー・ホンダモビリティだけでなく、外部から参画できる環境を用意するということ。つまり、現在、スマートフォンの世界で行われているような状況をクルマでも創り出そうというわけだ。

 そして、多くのディベロッパーやクリエイターがアプリケーションソフト開発に参入しやすくするため、AFEELAでは車両オーナーの走行記録をはじめとした使用データを、できるだけ多く共有・公開していく構想も明らかにされた。膨大なビッグデータは用意されたクラウド上に集約され、情報は随時アップデートされていくという。

 なお、このAFEELAブランドから発売される第1号車は、2025年前半に先行受注が開始され、同年中に正式発売となる予定。製造はホンダの北米工場にて行われる。実際にデリバリーが始まるのは2026年春からで、まず北米市場、そして日本国内市場の順になるとのこと。販売方法や販売ディーラーは未定となっている。

文:WEB CARTOP 佐橋健太郎
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みんなのコメント

6件
  • sug********
    ホンダは自動車に関しては、今はワクワク企業ではないなぁ
  • ix4********
    センチュリーもSUV化する時代にセダンで出すのか?
    ソニー✖️ホンダ車の特典って何?
    ウォークマンが純正装備で今ならソニーイヤフォンが付いて来るとか?
    NBOXベースで出せば良かったんじゃ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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