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BMW、20台目の“アートカー”でル・マン24時間参戦へ。25年ぶりの総合優勝目指す

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BMW、20台目の“アートカー”でル・マン24時間参戦へ。25年ぶりの総合優勝目指す

 BMW Mモータースポーツは2月5日、2024年6月のWEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースに参戦する20号車BMW Mハイブリッド V8が、20台目のBMWアートカーとなると発表した。

 アーティストのジュリー・メレトゥがデザインするハイパーカークラスのエントリーは、フルシーズン参戦するBMW Mチーム WRTのレネ・ラスト、シェルドン・ファン・デル・リンデ、ロビン・フラインスのトリオがドライブすることになる。

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 現在進行中のこのデザインは、2017年以来のBMWのアートカーとなる。この年、ジョン・バルデッサリがデザインしたBMW M6 GTLMがデイトナ24時間レースに出場、同年後半にはツァオ・フェイのデザインによるBMW M6 GT3アートカーが誕生し、マカオでのFIA GTワールドカップに出場した。

 今回メレトゥはBMWと協力し、FIAの規定に準拠したフィルムラップを利用した3次元フォーマットに取り組んでおり、5月21日にパリのポンピドゥーセンターで発表されるという。

「20台目のBMWアートカーのデザインにおいて、メレトゥは、より最近の一連の作品から既存の大判絵画の色と形のボキャブラリーを使用している。隠れた写真、点線のグリッド、ネオンカラーのスプレーペイント、そしてメレトゥの象徴的なジェスチャー・マークを、 彼女は抽象的な視覚的形式でデザインした」とドイツのメーカーの声明には書かれている。

「彼女は3Dマッピング技術を使用して得られたイメージモチーフを、高解像度の写真として車両の輪郭に転写する。これにより、BMW Mハイブリッド V8 がル・マンでのレースに出場するためのユニークな芸術的なフォイルが生まれる」

 メレトゥは「この新しい3次元空間で何ができるか、そしてそれを構築するためにどれだけの想像力や発明が展開されるかという創造的な遊びは、非常に有益だ」とコメントしている。

「クルマそのものだけでなく、デザイナーとその熟慮、そして何よりもドライバーとその願望が、このクルマを絵画、コンセプチュアルアート、空気力学、スピード、美学が参加できる夢の場所にしているのだ」

 ル・マンに参戦するBMWのアートカーとしては、2010年にジェフ・クーンズがデザインしたBMW M3 GT2以来となる。

「ル・マン24時間レースにBMWアートカーで参戦できるという見通しは、Mモータースポーツチーム全体にとって、この大きな舞台に向けてBMW MハイブリッドV8を可能な限り完璧に準備するための、さらなる刺激となる」とBMW M CEOのフランシスカス・ファン・ミールは語っている。

「レースが創設されて100年が経ち、BMWがル・マンで最後に勝利してから25年が経つ。BMWアートカーでル・マンで勝利することができれば、我々全員にとって最大の成功となるだろう」

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