懐かしくもあり、新しくもある「ID.Buzz」がカッコいい! せっかくの機会、ワーゲンバスを振り返ってみた!
次はバギータイプか!?
いまも日本でも熱心なファンが幅広い年齢層にいるフォルクスワーゲン・バス。2022年3月9日に、ピュアEVの「ID. Buzz」として生まれ変わった。これがじつに魅力的なスタイル。座席をいっぱいする大家族がいなくても”欲しい”と思わず声が出てしまう。
オリジナルは、1950年に登場。「ビートル」のシャシーを使って開発された。2.4mのホイールベースをもった、リアエンジンの後輪駆動。ボディタイプはじつに豊富で、マイクロバスから、大きなオープンの荷台をもった2人乗りまで作られた。
フォルクスワーゲンはこのオリジナルを「Bulli」と呼んだりする。BusとDelivery vanの頭のほうの文字をくっつけた造語のようで、正式にはビートルが「タイプ1」であるのに対して「タイプ2」、あるいは「T1」などとも。ボディパネルが変更されて「T2」や「T3」と変わっていくなか、T3までをタイプ2とくくる場合もある。
サマーオブラブの1960年代、北米ではヒッピーたちにも愛されたブリ。日本にいるひとやドイツにいるひとのみならず、北米に暮らしてきたひとも、このクルマへ強い郷愁を感じるようだ。たんに利便性の高いモノボリュウム(ワンボックス)のクルマにとどまっていない。
フォルクスワーゲンが2017年にデトロイトで開催された北米国際自動車ショーに今回のID.Buzzのプロトタイプを展示したところ、北米はもちろん、世界各国から“ぜひ発売してほしい”と強い要望が寄せられたようだ。
フォルクスワーゲンは、ピュアEVのID.シリーズを次々に発表しており、これまでにID.3(2020年)、ID.4(2021年)、ID.5(20221年)などバリエーションを増やしてきた。ID.Buzzはそこに連なるモデル。このあとやはりカリフォルニアなどで人気が高かったバギータイプのボディを持つID.も登場するかもしれない。
文・小川フミオ
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