現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 三菱新型軽「デリカミニ」公開! 実は「タフ仕様軽」が18年前にあった!? 短命に終わった「レアモデル」とは

ここから本文です

三菱新型軽「デリカミニ」公開! 実は「タフ仕様軽」が18年前にあった!? 短命に終わった「レアモデル」とは

掲載 20
三菱新型軽「デリカミニ」公開! 実は「タフ仕様軽」が18年前にあった!? 短命に終わった「レアモデル」とは

■「パジェロミニ」とは別に“クロスオーバー風軽”が存在した!?

 三菱は2022年11月4日に、新型軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」を公開。本格クロカン譲りの四駆性能を持つ「デリカ」の名前が付され、人気のSUVテイストを持つ軽というジャンルに進出しました。
 

【画像】見かけたらラッキー!? 短命に終わった三菱のレアな“タフ仕様軽”を画像で見る(34枚)

 三菱はこれまで、クロカン車の「パジェロ」や先出の「デリカ」シリーズを展開。

 卓越した四輪駆動性能を持つこれらの車種により、同社のアイデンティティを確立。三菱らしさといえば「四駆」「タフ」というイメージを世間に持たせました。

 軽自動車では、2013年まで生産された「パジェロ ミニ」が同社の“SUV軽”として有名で、ライバルのスズキ「ジムニー」と並ぶような人気車種ですが、実は三菱がこれまで展開してきた車種のなかで、SUVテイストを持ちタフ感を強調したハイトワゴンが存在していました。

 そのクルマが2004年5月に発売された「eKアクティブ」です。

 eKアクティブは、2001年10月に「軽自動車の新しいスタンダード」として発売した「eKワゴン」のシリーズ第4弾として登場。

 eKワゴンの高品質さやベーシックなデザインをそのままに、エクステリアは専用の大型バンパーを装備。スキッドプレート風のシルバー塗装ガーニッシュを装備しタフなイメージをもたせています。

 また、アルミと樹脂を組み合わせたビルトインタイプのルーフレールを装備し、ボディカラーもバンパーやドアの下部をグレーとしプロテクター感のあるものを採用するなど、SUVテイストを強めた仕上がりです。

 また、ボディやサスペンションにも専用チューニングを施し、スポーティさを打ち出し走行性能を高めた「eKスポーツ」と、上質感のある乗り心地とした「eKクラッシィ」の両側面を持つ走りを実現しています。

 さらに、最低地上高を10mm上昇し14インチの大径タイヤを装着することで、走破性を高めるという徹底ぶり。

 グレードはノンターボの「V」とターボ付きの「VT」が選べ、どちらも4WD車の設定がありました。

 内外装ともにSUVテイストとなり、サスペンションにもチューニングがほどこされるなど、三菱らしくこだわった仕様のeKアクティブでしたが、2006年9月におこなわれた、ベースとなるeKワゴンのモデルチェンジ時には引き継がれず、一旦その幕を閉じました。

 のちにそのテイストは2019年に登場したハイトワゴン「eKクロス」で復活しています。

※ ※ ※

 現在では空前のSUVブームにより、軽自動車でも各社ともにSUVテイストを持つモデルが登場していますが、eKアクティブは登場が少し早かったモデルといえます。

 そんな三菱がデザインを公開したデリカミニですが、現在スペックなどの詳細情報は公表されていません。

 SUVテイストの軽が台頭するなか、デリカミニが同社の得意とする四駆やタフさをどれほど打ち出すことができ差別化を図れるか、期待が高まります。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

ランドローバー「レンジローバー」2025年モデル受注開始 ディーゼルモデルが出力アップ!
ランドローバー「レンジローバー」2025年モデル受注開始 ディーゼルモデルが出力アップ!
グーネット
東出昌大、ゆるキャン声優らがステージ出演決定!東京アウトドアショー2024
東出昌大、ゆるキャン声優らがステージ出演決定!東京アウトドアショー2024
グーネット
ランドローバー「ディフェンダーオクタ」7月3日ワールドプレミア!220台を日本導入
ランドローバー「ディフェンダーオクタ」7月3日ワールドプレミア!220台を日本導入
グーネット
新車価格260万円が今……S15シルビアは15万キロ超えでも200万円!! 今後さらに価格上昇か
新車価格260万円が今……S15シルビアは15万キロ超えでも200万円!! 今後さらに価格上昇か
ベストカーWeb
グランドハイエースに初代インサイトも輸出解禁!? もう25年越えってマジかよ?? 陰に隠れて高騰の可能性があるクルマ9選
グランドハイエースに初代インサイトも輸出解禁!? もう25年越えってマジかよ?? 陰に隠れて高騰の可能性があるクルマ9選
ベストカーWeb
「タコ2」三兄弟をおぼえてる? トヨタ「ターセル/コルサ/カローラII」はホットハッチ男子を魅了した国民的人気車でした
「タコ2」三兄弟をおぼえてる? トヨタ「ターセル/コルサ/カローラII」はホットハッチ男子を魅了した国民的人気車でした
Auto Messe Web
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」4
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」4
グーネット
類まれな「威厳と満悦」 ベントレー・コンチネンタルGT Sへ試乗 伝統継承のグランドツアラーを再確認 
類まれな「威厳と満悦」 ベントレー・コンチネンタルGT Sへ試乗 伝統継承のグランドツアラーを再確認 
AUTOCAR JAPAN
「メルセデス・ベンツ」ドイツ国内のディーラー網が大混乱!? リコールへの対応もあり現場は騒然です【みどり独乙通信】
「メルセデス・ベンツ」ドイツ国内のディーラー網が大混乱!? リコールへの対応もあり現場は騒然です【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」3
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」3
グーネット
レッドブルF1はノリス&ピアストリへの関心を明かすも、2026年まで契約のあるふたりは「短期的には選択肢にならない」
レッドブルF1はノリス&ピアストリへの関心を明かすも、2026年まで契約のあるふたりは「短期的には選択肢にならない」
AUTOSPORT web
小型2ドア車が復活 新型スマート・フォーツー開発始まる デザイン責任者「ブランドにとって重要」
小型2ドア車が復活 新型スマート・フォーツー開発始まる デザイン責任者「ブランドにとって重要」
AUTOCAR JAPAN
レース観戦初心者でも大丈夫! 今さら人には聞けない「SUPER GT」の観戦術とは? 10倍サーキットを楽しむ方法をお教えします
レース観戦初心者でも大丈夫! 今さら人には聞けない「SUPER GT」の観戦術とは? 10倍サーキットを楽しむ方法をお教えします
Auto Messe Web
【独ニュルへご招待】 アイオニック5Nファーストエディションの購入特典 5Nの導入時期も発表
【独ニュルへご招待】 アイオニック5Nファーストエディションの購入特典 5Nの導入時期も発表
AUTOCAR JAPAN
ランドローバー「ディスカバリースポーツ」2025年モデル発表 エントリーグレードを新導入
ランドローバー「ディスカバリースポーツ」2025年モデル発表 エントリーグレードを新導入
グーネット
大型トラックの確実な休憩で「黄色いペットボトル」問題も解決! 全国11カ所のSAで実施中の「短時間限定駐車マス」とは?
大型トラックの確実な休憩で「黄色いペットボトル」問題も解決! 全国11カ所のSAで実施中の「短時間限定駐車マス」とは?
WEB CARTOP
アルファロメオ ジュリア&ステルヴィオ 82台限定「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
アルファロメオ ジュリア&ステルヴィオ 82台限定「ヴェローチェ スペリオーレ」発売
グーネット
ホンダF1、2026年導入の新PU開発は”計画通り”に進行中。まずは重要度高まる電気部分に注力
ホンダF1、2026年導入の新PU開発は”計画通り”に進行中。まずは重要度高まる電気部分に注力
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

20件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

119.7146.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.855.8万円

中古車を検索
eKアクティブの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

119.7146.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.855.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村