18日からスペインのカタルニア・サーキットで始まるF1合同テスト。今シーズンの勢力図の一端が見えるとあって、注目が集まっている。
そのテストで走行するドライバーのラインアップが、少しずつ明らかになってきた。
■復活に向け不安要素……ウイリアムズ、開発の遅れによりテスト初日を欠席
まずウイリアムズはマシン開発が遅れ、走行開始を火曜日に遅らせたため、月曜日には姿を見せないだろう。
昨年ダブルチャンピオンを獲得したメルセデスは、午前中にバルテリ・ボッタス、午後にはルイス・ハミルトンがドライブを担当する予定だ。それ以降のドライバーはまだ未定で、1日ごとに決定する予定だという。
フェラーリは、まずはセバスチャン・ベッテルがSF90をドライブ。残りの日程はチームメイトのシャルル・ルクレールと交代で乗ることになる。
レッドブルは初日にマックス・フェルスタッペンが乗り込み、新たなパートナーであるホンダのパワーユニットの感触を確かめることになる。2日目は昨年もホンダのPUを走らせていたガスリーが乗り、以降3日目フェルスタッペン、4日目ガスリーと日々交代していく。
このレッドブルは、まだ今季用マシンRB15の正式なカラーリングを発表しておらず、どんなカラーリングで登場するのかという点も興味深いところだ。
マクラーレンは初日カルロス・サインツJr.がドライブ。2日目以降はチームメイトのランド・ノリスと1日ごとに交代していく予定。トロロッソ・ホンダもダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンが1日ごとに交互に乗り込む。
また、この合同テスト初日が新車初登場となるレーシングポイントも、セルジオ・ペレスとランス・ストロールが1日おきに交代で乗ることになっている。さらに、18日の朝にニューマシンを発表する予定になっているアルファロメオも、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィが交互にドライブする。
ルノーは、連日ダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグが、半日ずつドライブする予定だ。
ハースは、基本的にはロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンのふたりが交互に乗る予定だが、3日目と4日目にはピエトロ・フィッティパルディもマシンをシェアすることになっている。なおハースもこの日、新車を初披露することになる。
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