トヨタ、2人乗りの超小型EV「C+pod」発売 個人向けは2022年 150km走行可能で165万円から

　トヨタ自動車は25日、小型の2人乗り電気自動車（EV）、「C+pod（シーポッド）」を企業や自治体向けに限定発売したと発表した。個人向けは2022年をめどに発売する。

　国土交通省が創設した超小型モビリティ（型式指定車）の区分に沿う小型EVで、最高時速は60キロメートル、高速道路は走行できない。全長2490×全幅1290ミリメートルのコンパクトな車体に総電力量が9.06キロワット時のリチウムイオン電池を搭載し、後輪を駆動する。1回の充電で約150キロメートル走る。充電時間は100Vで約16時間、200Vで約5時間。「X」「G」の2グレードを展開し、車両価格（消費税込み）は165万～171万6000円。同社の元町工場（愛知県豊田市）で組み立てる。

　トヨタは、今回の超小型モビリティや立ち乗りタイプのEVなどで、すでに200以上の企業や自治体と組んでビジネスモデル作りや製品改良を進めており、今回はこうした企業や自治体が販売対象になる。「トヨタシェア」を使った観光地などでの貸し出しも予定している。また、車両の発売に合わせ、充電工事や二酸化炭素（CO2）フリー電力の契約をワンストップで受け付ける「トヨタ・グリーンチャージ」も法人向けに提供する。

Comments

もう離島とかは全部これでいいんじゃね？
これとスーパーカブで

事業者向けの少数生産の段階だからか意外と高い。
22年の一般販売までに価格が抑えられていけばセカンドカーとしては魅力かな。