■サイドブレーキはワイヤーの「巻き直し」が必要
駐車時などにクルマが動かないようにしたり、緊急時のブレーキとして用いられるのがサイドブレーキです。運転席横のレバーを引き上げるタイプのものがこう呼ばれますが、現在ではペダルを踏み込むタイプも登場してきたことから、これらをまとめてパーキングブレーキとすることもあります。
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サイドブレーキはかんたんにいうと、レバーを引くことでワイヤーを引っ張り、多くの場合は後輪にブレーキをかけるものです。このワイヤーは使っているうちに伸びてきてしまうので、定期的に巻き直す必要があります。
ある自動車整備工場の代表は、「ワイヤーが伸びているなどの異常は、レバーの違和感に表れる」といいます。レバーの引きが軽い、かなり上まで引き上げないと固さを感じない、といったケースです。
これについては、レバーを力いっぱい引き上げた際、何ノッチ(カチカチ鳴る音の回数をノッチ数という)でレバーがロックされるかという「引きしろ」が車種ごとに設定されており(厳密には力の基準も設定されている)、自動車メーカーなども日常点検のひとつとして、「引きしろ」のチェックを呼び掛けています。マイカーを点検に出し、ワイヤーが巻き直されて帰ってくると、レバーの固さが戻ったと感じたことがある人もいるかもしれません。
では、ペダルを踏みこむタイプのパーキングブレーキの場合はどうでしょうか。
■ペダル式、電動式はどう違う?
ペダル式のパーキングブレーキは、ホンダによると「レバーがペダルに変わっただけで、『中身』はサイドブレーキとほぼ一緒です。ワイヤーの伸びといった変化についても、基本的に考え方は同じでしょう」と話します。ペダルの場合も、レバーの「引きしろ」と同様、力いっぱい踏んだ場合に何ノッチでペダルがロックされるかというノッチ数が決まっています。
一方、近年はレバーでもペダルでもなく、ボタンひとつ、あるいはシフトレバーをPレンジに入れると自動で作動する電動パーキングブレーキを採用するクルマも増えています。これには様々な方式がありますが、ホンダは自社の例を次のように説明します。
「電動パーキングブレーキは、後輪のブレーキキャリパー(ブレーキパッドを車輪とともに回転する円盤型のディスクに押し当てるパーツ)にモーターが搭載されており、ボタンを引き上げるとモーターが作動してブレーキがかかります」(ホンダ)
ホンダの電動パーキングブレーキでは、その場の傾斜などを検知してブレーキ力も自動的に制御されます。「従来のレバー式やペダル式のようなワイヤーを使った機構とは全く異なります」(ホンダ)といい、寿命などについても、従来型とは一概に比較できないそうです。
また、新型車などに電動パーキングブレーキが増えてきた理由の一つに、渋滞時も先行車が停止したら自動で停止する「全車速追従型クルーズコントロール」に対応するためということもあるようです。
ただし電動式ということで、バッテリーあがり時は作動しなくなってしまうことがあります。走行中のバッテリーあがりはほぼないので、そこまで心配することはないですが、マイカーが電動パーキングブレーキの方は、バッテリーあがり時の対処方法などを事前に把握しておくことをおすすめします。
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