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北米アキュラ 新型インテグラ予約開始 価格は3万ドル(351万円)~ 今春から納車開始

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北米アキュラ 新型インテグラ予約開始 価格は3万ドル(351万円)~ 今春から納車開始

アキュラに新しいユーザーを取り込む

2023年、アキュラの中で最も象徴的なモデルの1つであるインテグラが復活する。プレミアムでスリルあふれる走りとスマートなリフトバックのデザインが新世代のクルマ好きを魅了するだろうとメーカーは主張する。

【画像】新型アキュラ・インテグラ 【詳しく見る】 全84枚

今までのインテグラが持つファン・トゥ・ドライブの精神を引き継ぐこのモデルは、3万ドル(351万円)からの値をつけ今春に発売される。予約はすでに開始されており、先着500台限定でNFTと呼ばれる特別仕様車を選択可能だ。

アキュラ・ナショナル・セールスの副社長補佐を務めるエミリー・コーコーは「2023年型アキュラ・インテグラは30年前にアキュラのブランド創設に貢献した初代と同じ役割を果たします」と説明する。「操りがいのある走り、フレキシブルな5ドア・リフトバックのボディ、そして先進的装備を兼ね備えるインテグラは、アキュラに新たなユーザーを招き入れるでしょう」

アキュラならではのパフォーマンスを実現するため、200psを発生するターボ付きエンジンに6速MTまたはCVTが組み合わされる。ボディ剛性は非常に高く、スポーティにチューンされたシャシーのおかげで気持ちの良いドライビングが可能になったとのことだ。

プレミアム・スポーツ・コンパクトとしては珍しい5ドア・リフトバックのボディのおかげで、スマートなデザインと荷室の使いやすさを両立している。そしてこのクラスとしては非常に広いリアのレッグルームが与えられたという。

インテリアはスポーティかつパーソナルなデザインに仕上げられ、ドライビングに集中することが可能になっている。10.2インチのディスプレイを備えるアキュラ・プレシジョン・コクピットが標準装備され、スマートフォンとの連携や8スピーカーのオーディオ・システムも付属する。

さらにヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)やワイヤレスのスマートフォン充電機能や16スピーカーのオーディオも選択可能だ。

2023年型インテグラはアクティブ、パッシブ両面での安全性におけるベンチマークになるという。アキュラ独自の高剛性ボディや先進のエアバッグ、そしてアキュラ・ウォッチと呼ばれるアクティブ・セーフティや運転支援装備などがその目玉だ。

このセグメントでは初となる脳や首への後遺症を抑制するフロントエアバッグや、リアのサイドエアバッグが標準装備される。

楽しく魅力的なパフォーマンス

インテグラのドライビング・ダイナミクスやパフォーマンスは、高剛性のボディとスポーツ・チューンされたシャシーによる部分が大きいという。さらに正確かつスポーティなハンドリングと快適な乗り心地を両立させる独立式サスペンションや、パワフルなブレーキと可変レシオのステアリングが自慢だ。

標準装備されるインテグレーテッド・ダイナミクス・システム(IDS)により、ドライバーはコンフォート、ノーマル、スポーツの3モードから選択することができる。これによりスロットルのレスポンスやATのマッピング、それにステアリングフィールなどが変化するようだ。

テクノロジー・パッケージが付いてくるAスペックを選択すると、車内のサウンドが調節できるほかインディビジュアル・モードにより各項目を独自に調整することができるようになる。

オプションで用意されるアダプティブ・ダンパー・システムを選択した場合、乗り心地とハンドリングをさらに正確に調整することができる。こちらもインディビジュアル・モードによりステアリングやエンジンのレスポンス、それにサスペンションの硬さなどを任意に設定可能だ。

アルミニウム製ボンネットの下に治るのは、VTEC機構付きの1.5L 4気筒ターボエンジンだ。最高出力は6000rpmで200psを発生し、最大トルクは26.5kg-mとなっている。エグゾースト・システムはコイル型になり、よりドライビングの興奮度を高めるエモーショナルなサウンドを生み出すという。

搭載されるCVTはステップシフト機構を持ち、ハイパワーなターボエンジンに適したセッティングが施されているとのことだ。こちらはステアリングにマウントされたシフトパドルで操作することが可能だ。

オプションで用意される6速MTを選択すれば、その楽しさはさらに広がるだろう。ショートストロークでクロスレシオの6速MTは自動レブ・マッチング機能が備わっている。コーナーからの立ち上がり加速を最適化するため、MT車にはヘリカル式LSDも装備されている。

洗練されたエクステリア

この2023年型インテグラは過去のモデルと同様にスポーティかつコンパクトなボディが与えられている。特に1986年にアキュラ・ブランドのスタートに貢献した初代5ドアモデルに近いものだ。この新しいインテグラはクーペのようなシルエットにリフトバックならではの柔軟な使い勝手を両立させている。細いAピラーと低いカウルのおかげでグリーンハウスは広く取られ、より運転に集中することができるとのことだ。

このインテグラは2019年のRDXにも通じるアキュラならではのデザイン言語を用いて設計されているという。ダイアモンド・ペンタゴン・グリルをフレームレス化して用いているほか、ジュエル・アイと呼ばれるLEDヘッドライトやLEDデイタイム・ライト、それにオプションのLEDフォグライトがその表情を作っている。

リアもアグレッシブなデザインとなり、デュアル式エグゾーストがワイドでスポーティなスタンスを表現している。上向きのデッキリッドやワイドな一体型LEDテールライトは先代を連想させるとともに、前後に彫り込まれるインテグラ・ロゴは3代目と共通する。ホイールは17インチが標準だが、オプションで18または19インチも選択可能だ。

Aスペックとよばれるスポーティなグレードを選択することにより、ウインドウの周囲や前後フェイシアがグロスブラックで縁取られる。そしてスポーティなリップスポイラーやAスペックのバッジがフロントフェンダーとテールゲートに取りつけられるのが特徴だ。シャークグレーの18インチホイールに235/40R18サイズのオールシーズン・パフォーマンスタイヤが組み合わされる。

スポーティかつパーソナルなインテリア

インテリアは高品質な素材が使われたスポーティかつパーソナルなものに仕上がっているという。手が触れる部分はプレミアムな質感が与えられ、空調のベントはグリルと同様のダイアモンド・メッシュで覆われており、ピアノブラックのトリムに縁取られている。

インテグラの低いカウルと細いピラー、それにドアミラーにより視界は良好だ。リアシートの乗員には十分なレッグルームが確保され、さまざまなライフスタイルに対応すべく60:40の分割可倒式シートバックによるカーゴエリアの柔軟性が魅力だ。

前席シートは合成皮革のヒーター付きとなり、運転席は8ウェイのパワーシートが与えられている。カラーはエボニー、レッド、オーキッドから選択可能だ。さらにオプションのテクノロジー・パッケージを選択することで運転席はランバーサポートを含む12ウェイに、助手席は4ウェイのパワーシートとなり、その素材もマイクロスエードのインサートが与えられる。

Aスペックを選択した場合、ペダルがステンレス製になるほかメーターの針が赤になり、ステアリングやシート、シフターなどにコントラスト・スティッチが施される。

多数の先進装備

セグメントをリードする先進技術として、10.2インチのアキュラ・プレシジョン・コクピットと呼ばれるデジタル式メータークラスターが与えられる。ディスプレイのモードは複数用意され、7インチのタッチスクリーンによりアップル・カープレイやアンドロイド・オートにも対応する。

テクノロジー・パッケージを選択することにより先述のディスプレイが9インチになり、アマゾン・アレクサやQi規格によるスマートフォンのワイヤレス充電にも対応、さらに5.3インチのヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)が装着される。そのほかにもUSB-Cポートが前に1つ、後ろに2つ追加されるとのことだ。

安全装備も充実化

アキュラの他のモデルと同様、インテグラにもアドバンスド・コンパティビリティ・エンジニアリング(ACE)と呼ばれるボディ構造が用いられている。SUVから小型車まであらゆるクルマのとの衝突時の被害軽減のほか、乗員保護性能も向上したという。Aピラー上部やサイドフレーム、そしてファイアウォール下部は再設計され、衝突時のエネルギーを分散させるとのことだ。

そしてこのセグメントとしては初めて次世代型エアバッグがフロントに装備され、頭部への衝撃を緩和することでオフセット衝突時にも脳の損傷を抑制することができるという。またアルミ製フードは内部構造の変更により、歩行者保護性能も向上したとのことだ。

アキュラ・ウォッチと呼ばれるドライバー支援機能が標準装備され、シングルカメラによりワイドかつ遠距離の監視が可能になっている。このシステムは車両、歩行者、自転車などを識別するとともに、道路標識なども認識することができる。アダプティブ・クルーズコントロールやレーン・キーピング・アシストはさらに自然に動作し、渋滞などにおいてもより自然な動作をするという。

ブラインド・スポットに対する注意喚起をする機能が備わるほか、Aスペックにテクノロジー・パッケージを追加すれば前後のパーキングセンサーが追加され低速でのブレーキ支援も行われる。

このインテグラは米国オハイオ州のメアリーズビルでTLXと同じラインを用いて生産されるという。また搭載されるエンジンはオハイオのアナ・エンジン工場においてNSXタイプSなどに搭載されるV6ターボとともに生産される予定だ。

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