日産自動車は11月21日、ピックアップトラックの新型「ナバラ(NABARA)」をグローバルに順次販売していくとTwitterのオフィシャルアカウントを通じて発表した。
先日デジタルワールドプレミアされたばかりの新型ナバラは、80年以上にわたる日産のピックアップの歴史を受け継ぐ世界戦略モデル。メキシコや南米では「フロンティア」として販売される。仕事とプライベートどちらにも活用できる多様性と、過酷な使用条件にも耐える信頼性は世界中で高く評価されており、日産社内でも事業構造改革「Nissan NEXT」を推進するうえでも重要な存在と位置付けられている。
新型ナバラの特徴はオン、オフを問わないダイナミックな走行性能。フレームとボディの接合部を強化することにより振動を大幅に低減する一方、静粛性と快適性を高めている。また、「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」など先進の運転支援システムも搭載。前方の車両や歩行者との衝突回避をサポートする「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」に加え、2台前を走る車両を検知して前方の危険への注意を促す「インテリジェントFCW」を装備する。さらに、自車を俯瞰的にモニターへ映し出す「インテリジェント・アラウンドビューモニター」やAWDでの低速走行時に役立つオフロードモニターなど利便性にも配慮。サルーンに匹敵する運転支援・安全機能を備えている。
マッシブなエクステリアもアピールポイントで、日産ではデザインテーマをそのものずばり“頑丈”とし、タフさをストレートに訴求。大型のインターロッキンググリルや力強いC字型のヘッドライトが、新型のタフネスを視覚的に表現している。グリルや17インチホイールをブラックアウトし、オレンジのアクセントを加えた「PRO-4X」パッケージが設定されたこともニュースだ。
新型ナバラの販売はまず12月からタイで開始され、その後ほかの市場にも投入されるとのこと。加えて、日産の中東部門からは新型ナバラをベースにしたといわれるSUVが25日にアンベールされる見通し。これまでの流れから日本での展開の可能性は少ないだろうが、タフさが追求された新型ナバラは内外のファンを魅了しそうだ。
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