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【三菱 デリカ ミニ】毎日が楽しくなるアウトドア気分の軽自動車

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【三菱 デリカ ミニ】毎日が楽しくなるアウトドア気分の軽自動車

車種別・最新情報 [2023.04.06 UP]


【三菱 デリカ ミニ】毎日が楽しくなるアウトドア気分の軽自動車
文と写真●ユニット・コンパス
 可愛くも力強いデザインがお披露目されるやいなや話題をさらった三菱の軽自動車「デリカ ミニ」が、4月いよいよ正式に発売された。2023年1月から始まった先行予約は7000台(3月5日時点)を超えており、早くもヒット作の予感。価格は188万1000円から223万8500円。

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「SUVスペシャリスト」の三菱が作るアクティブ派のための軽自動車

デリカ ミニ
 スーパーハイトワゴンと呼ばれる両側スライドドアを持つ背の高い軽自動車は、もっとも競争率の高いカテゴリー。そんな売れ筋に三菱が投入したのが、アウトドアテイスト漂うデリカ風デザインを与えたデリカ ミニ。なるほど、ネーミングからしてわかりやすい!
 発表に先立って、千葉県のキャンプ場で実車を取材することができたので、特徴に加えてその印象も合わせてお伝えしたい。

 そもそもデリカ ミニが生まれたきっかけは、SUVスペシャリストである三菱が自社のイメージをもっと強くアピールしていきたいという機運が高まったから。従来このカテゴリーには、ekクロス スペースを投入していたが、正直言って個性的な目立つクルマではなかった。そこへ軽自動車市場の熟成とユーザーの生活様式の多様化が重なって、三菱らしいSUVテイストの新型、つまりデリカ ミニの登場となったわけだ。


デリカをイメージしながらも親しみやすいデザイン

モチーフになったデリカ D:5(右)と並べて。似ているようでオリジナリティの高いデザイン
 デザインのポイントは、なんといってもデリカをチャーミングにアレンジしたようなフロントマスク。まるで目のようなライトデザインも愛嬌たっぷりだ。そう、デリカ ミニは、デリカのようなタフなイメージを持たせながらも、どこか愛嬌があって親しみやすいのもデザインチームがねらったところ。
 ボディサイドは、タイヤの周辺を樹脂プロテクターをイメージしてブラックカラーで塗装。これは開発チームのこだわりで、仕上がり品質を上げるために、ステッカーではなく塗装にこだわった。これで機能性があがるわけではないが、気分は大いに上がるというものだ。


4WDモデルは走破性も引き上げられている

デリカ ミニ。ステッカーやマットガードはオプション
 タイヤ&ホイールにも注目してほしい。取材した4WDモデルに標準装備されるタイヤは、サイズが165/60R15で、他のグレードに比べてタイヤ外径が大きい。わずか5mmほどではあるが最低地上高も高くなっている。
 これは見た目だけではなく、段差が乗り越えやすく、地面をつかむ力が大きくなるメリットがあります。ただオーバーサイズのタイヤを履かせただけではなく、サンペンションも専用に調整しているというから手が込んでいる。開発時は、本格SUV用の悪路でも走行テストを行なっているという。
 取材場所はキャンプ場で、場内には未舗装の道があったが、運転席からの見晴らしがよく、のしのしと力強く進む感じはたしかにSUVテイストだった。
 運転を支援する電子制御システムも採用されている。滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」と下り坂のスピード調整をアシストする「ヒルディセントコントロール」。いずれもekクロス スペース時代から評価の高い、あると嬉しい機能だ。


日常からレジャーまで使い勝手にこだわったインテリア

デリカ ミニ
 インテリアも使い勝手がよく考えられている。後席シートは320mmものロングスライド機構を持ち、さらに片側ずつ背もたれが倒せるので、乗車人数や運ぶ荷物に合わせて多彩な使い方ができる。さらにラゲッジボードや後席背もたれの背面は、汚れても拭き取りやすい素材になっている。そうそう、シート表皮も撥水加工されているので、濡れた服で車内に乗り込んでも汚れにくい。


デリカ ミニ

まとめ

ライフスタイルがもっとアクティブになる、行動範囲が広がる。デリカ ミニはそんなクルマだ
 個性的で力強いデザイン、使い勝手を考えたインテリア、そして行動範囲を広げる悪路走破性の高さを備えたデリカ ミニは、遊び心のあるデイリーカーとしてなかなか魅力的。競合ひしめくカテゴリーのなかでも、三菱らしいSUVテイストの強いモデルとしてファンを掴みそうだ。

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みんなのコメント

7件
  • そのうちグーネットのX氏が新発売なのにいきなり30万円引き獲得の記事を載せてくれるよね。
  • 板ばねサスペンション
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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