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「アナタの愛車は大丈夫!?」クルマのトラブルランキングから考える日常点検の重要性

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「アナタの愛車は大丈夫!?」クルマのトラブルランキングから考える日常点検の重要性

クルマのトラブルは、一般道路・高速道路の至る場所で発生しています。そこで今回は、JAFの出動理由ランキングを紹介するとともに、ランキング上位のトラブルを防ぐ方法を解説します。安全にクルマを走らせるために役立つ内容となっていますので、ぜひご覧ください。

クルマのトラブルで多いのはバッテリーとタイヤ関連

早速、JAFの出動理由ランキング(2023年度:2023年4月~2024年3月累計)を見てみましょう。

【2023年度 JAFロードサービス出動理由TOP3】
1位:バッテリー上がり(933,421件)
2位:タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足(453,172件)
3位:落輪・落込(139,570件)

【道路別の出動理由ランキングTOP3】
◆一般道路
1位:過放電バッテリー(735,194件)
2位:タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足(414,869件)
3位:破損/劣化バッテリー(169,625件)
◆高速道路
1位:タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足(25,432件)
2位:燃料切れ(6,679件)
3位:事故(5,203件)
出典:JAF「よくあるロードサービス出動理由」

JAFの出動理由ランキングを見ると、バッテリーやタイヤのトラブルが多いことがわかります。

バッテリートラブルやタイヤ関連トラブルの原因とは?

JAFの出動理由ランキング上位に位置している「バッテリー」と「タイヤ」のトラブルは、なぜ起こるのでしょうか。

バッテリートラブル(バッテリー上がりと過放電バッテリー)は、充電不足、発電量より使用量が多い、バッテリーそのものの劣化などが主な原因です。渋滞中にエアコンをはじめとする電装品を多用したり、ルームランプやヘッドライトを消し忘れたりすると、バッテリー容量が不足してしまい、過放電・バッテリー上がりになります。

タイヤトラブルは、タイヤの管理不足が主な原因です。タイヤに関連するトラブルは、タイヤの状態(キズやひび割れ、空気圧、残り溝の深さなど)を確認することで防ぐことができます。

つまり、JAF出動理由ランキング上位のトラブル(バッテリーとタイヤ関連)は、日常点検やちょっとした気づきで防げるトラブルといえるでしょう。

日常点検と異変にいち早く気づくことがポイント

バッテリーやタイヤのトラブルを防ぐためには、日常点検や運転中にちょっとした異変に気づくことがポイントです。日頃から日常点検を行い、運転中のわずかな違和感や異変にいち早く気づくことができれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

では、日常点検では、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

日常点検では、タイヤ(空気圧、キズやひび割れ、残り溝の深さ)や液量関係(バッテリー、冷却水、ブレーキオイル、エンジンオイルなど)を忘れずにチェックすることがポイントです。

タイヤや液量関係は、車検や定期点検を受けたという理由で油断しやすい箇所です。点検を受けたから大丈夫と油断せず、タイヤと液量関係は定期的に自分でチェックしましょう。(なお、ブレーキの効き具合やエンジンのかかり具合なども日常点検の項目です。そのため、取扱説明書などで日常点検について確認し、それぞれのクルマに適した日常点検を行ってください)

ちなみに、筆者は洗車のタイミングで空気圧と液量関係のチェックをするクセをつけました。

洗車後の拭き上げのときにガラス・ボディ・ホイール・タイヤにキズ・サビ・タイヤのひび割れがないか確認し、ついでにボンネットを開けて液量関係をチェックするようにしています。

クルマの拭き上げと液量関係の確認が終わったら、最後に空気圧を確認し、異常がないか(1本だけ空気圧不足になっていないか、規定の空気圧になっているかなど)チェックして洗車を終えます。

このようなクセをつけておくと、異常や異変に気づきやすくなるため、何かをしたついでにタイヤや液量関係などを確認するというクセをつけておくと、クルマのトラブルを最小限に抑えることができるでしょう。

日常点検をしてトラブルを防ごう

クルマのトラブルは、日常点検をすることで防げる可能性が高くなります。そのため、何か(例 洗車)をしたついでにJAFの出動理由ランキングの上位に位置しているトラブル関連「タイヤ」と「液量関係」をチェックするクセをつけておくとよいでしょう。

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みんなのコメント

7件
  • gmq********
    意味なんかワカランでも、とにかく日常的に見ることが大切なわけで。
    なんかワカランが、いつもと違うってことに気づければいいのですよ。
    人だって見ていれば、「いつもと違うけど、大丈夫かな?」って気づけるのと同じ。
    見てなきゃ気づけない。
  • ish********
    空気圧はゲージで簡単にチェック出来るが、バッテリーは難しい。液量を見てもバッテリーの過放電や寿命はわからない。数十年前であればクランキング音の重さやヘッドライトの明るさでバッテリーの劣化具合が分かったものだ。が、近年の高性能なバッテリーは寿命直前まで正常な電圧を維持し続けるのでクランキングやヘッドライトの輝度で(しかもLEDときてる)見分けがつかない。これはもう使用年数で買い換えるしかない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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