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ブリッツがレクサス「LM」を手がけたら…車内で会議もできる快適移動オフィスになりました! 高級感がハンパないカスタムとは

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ブリッツがレクサス「LM」を手がけたら…車内で会議もできる快適移動オフィスになりました! 高級感がハンパないカスタムとは

高級感と走行性能を高めたビジネスツアラー

ショーファーカーとして圧倒的な人気を誇るレクサス「LM」の新型が、大阪オートメッセ2024のNAPACブースに展示されました。そのなかから、今回はチューニングパーツメーカー「BLITZ(ブリッツ)」が手がけたレクサスLMを紹介します。

レクサス「LM」の顔がLEDで7変化! ブリッツが開発中のエアリフト可能な車高調も市販化への期待大です

チューニングパーツメーカーらしい思いが込められている

車両販売価格はなんと2000万円(消費税込)。エグゼクティブミニバンとして海外ではすでに発売され、ショーファーカーとして圧倒的な人気を誇っていたレクサスLM。ベースの「アルファード/ヴェルファイア」のフルモデルチェンジに合わせて新型LMとなり、今回日本初導入となった。国内向けの年間台数は7000台となり、現在は納期4~8カ月と噂されている。街中で見かける機会がほぼない、レクサスLMが大阪オートメッセのNAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)ブースに3台揃い踏み。HKS/ブリッツ/トムスがそれぞれのコンセプトのもと、個性的なカスタマイズが施して展示し、来場者の注目を集めていた。

ブリッツの開発コンセプトは「スポーツとラグジュアリーの融合」。フロントグリルの細長い6角形のアクセントひとつひとつにRGB LEDを組み込み、専用コントローラーで7色にカラー変更可能な遊び心あふれる「グラデーションイルミネーション」と、その上下のライトバーに埋め込まれたフロントフェイスに目を奪われる。だが、じつはボディにもひと工夫がある。サテンパールホワイトのカラーはじつはラッピング。塗装と見間違う光沢もあり、質感は非常に高い。

また、外装のメッキ部分はすべてブラックアウト。ノーマル然としているが、オリジナルと見比べるとしっかり手数をプラスしているのはさすがである。これにカーボン製のフロントリップスポイラー/リアディフューザー/リアスポイラーを添え、全体をモノトーンに抑えることで、シック&スポーティな印象を演出している。

エンジンについてはターボであることからパワスロでブーストアップ&ピックアップを向上。足まわりは純正比で約50mmダウン(試作)しながら、フロントの車高を30mm上げられるカップリング付きのZZ-R AIR Spec DSC PLUSを装着している。「エアサスならこうした問題も解決できるのでは?」と質問すると

「パーツメーカーとして車高調によって、足をしっかり動かしてあげたい」

と回答。走りの質まで考慮するとまだエアサスではなく、メカニカルな足のほうが優れているとブリッツは考えているのだ。

ブレーキも試作ながらフロントはビッグキャリパーKIT II、リアにはビッグローターKITをインストール。チューニングパーツメーカーらしく走りの質の向上に抜かりはない。

高級感を追求しただけでなく実用性も高い室内

「車内の限られた空間でいかに豊かな時間が過ごせるか」という考えで仕立てられた内装は、金属工芸家がハンドメイドで製作したモニター上とオーバーヘッドコンソールの真鍮パネルが目を引く。走りの疾走感をモチーフに装飾が施され、走りとラグジュアリーの融合を内装でも表現している。

ちなみにオーバーヘッドコンソールに内蔵されたLEDは、モニター下に配されたLEDバーと連動しており、カラーコーデも可能だ。フロアマットをふかふかのラグマット仕立てとしているのも、わかりやすい高級感のアレンジのひとつだろう。

ちなみにモニター下部には4Kカメラを装着し、パソコンもインストールされ、車内でオンライン会議なども対応可能。センターアームレストにはDSC(減衰力)コントローラーを組み込み、手元のスイッチひとつで好みの乗り心地にできるなど、ビジネスツアラーの要素も盛り込んでいる。

ただ、今回のデモカーはあくまでもブリッツが考えるショーファーカーのスタイルを提案したもので、足まわりとブレーキ、エンジン関係のアイテムを除き、現段階ではパーツの市販を予定していないのは残念。エアロ/エレクトロニクス系部品を含めてぜひ、商品化してほしいものだ。

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みんなのコメント

2件
  • 葛葉恭次
    フランチャイズ喫茶店での井戸端会議ですね。
    わかります。
  • ********
    バーに置いてあるテーブルサッカーゲームみたいなグリルなんとかして欲しい

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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