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ツーリングに携行したい!ジャンプスターター、エアポンプ、ライト、モバイルバッテリーとしても使えるBoostREVOの4in1モバイルギア

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ツーリングに携行したい!ジャンプスターター、エアポンプ、ライト、モバイルバッテリーとしても使えるBoostREVOの4in1モバイルギア

今年4月から始まる「二輪車高速料金の値下げ」。これは11月までの土日祝に、二輪車の高速利用料金が普通車の半額になるというものだ。

従来の二輪車料金と比較すると、37.5%の割引率である。事前申告制であることや、全国すべての有料道路が対象というわけではないことなどの注意点はあるものの、ともかくバイク乗りにとっては明るい話題だ。

狭い場所でもラクに作業ができるサンコーの充電式電動ラチェットレンチ

今のうちに春のロングツーリングの計画を立てておくというのもいいが、その前にマシンのバッテリー切れやタイヤの空気圧調整に備えられるグッズも用意しておきたい。

今回の記事でレビューするのは、ジャンプスターターと空気入れの機能を内蔵した『BoostREVO』という製品である。

「セル始動のみ」の弱点

最近はバイクブームが訪れているという。確かに、中古バイク店へ行っても車両の価格が目に見えて高騰している。

が、それは「初心者ライダーが増えている」ということと同義でもある。

もちろん、初心者であることが悪いというわけではない。どんな人でも最初は必ず初心者だ。しかし、いや、だからこそ、浅い経験をカバーできるだけの装備は常に持っておきたい。

最近のバイクにはキックスターターというものがない。

筆者のスズキ・グラストラッカービッグボーイは幸いにもキックスターターがあり、バッテリーが切れた際もエンジンを始動させることができる。

しかしグラトラBBは2008年生産ロットからマイナーチェンジされ、キック始動が廃止されている。

今時のバイクは、どれもセル始動のみ。ファイナルエディションに至るまでキック始動のみを堅持し続けたヤマハ・SR400は例外的存在だ。

親指1本でエンジンを動かせることができる代わりに、「バッテリー上がり」というトラブルには極めて脆弱である。

筆者自身もそのような経験があり、これは最悪レッカーサービスを呼ばなければならない。

が、ジャンプスターター機能付きの『BoostREVO』を持ってさえいれば、そうした事態を回避できる可能性が出てくる。

赤と黒のケーブルが伸びるバッテリーを、『BoostREVO』本体に設置する。『BoostREVO』は8,000mAh容量のモバイルバッテリーでもある。この電力を使ってバイクのバッテリーに活を入れるのだ。

この機能は、『BoostREVO』本体に75%以上のバッテリー残量がないと使えないという難点もあるが、「ストレージに入るサイズの予備バッテリー」として大いに活用できるはずだ。

空気入れとしても大活躍!

『BoostREVO』は、電動式空気入れとしての役割も付与されている。

高速道路に乗り入れる前は、なるべく空気圧のチェックを済ませておきたい。この空気圧というのは案外難しいもので、少な過ぎても多過ぎても良くない。

この設定を間違えると、タイヤのバーストも発生してしまうかもしれない。

だが『BoostREVO』なら、予め本体に設定した空気圧分だけをタイヤに送り込む仕組みだ。

筆者のグラトラBBにも、この製品で空気を補充してみた。ホイール側の弁と本体側の接続部の結合さえしっかりできていれば、難なく空気を送ることができる。

ちなみにこの空気入れ機能は、4輪車や自転車、ボールの空気圧調整にも活用することが可能だ。

そして『BoostREVO』には、緊急用のライトも搭載されている。

懐中電灯として、さらにSOSを伝えるモールス信号灯としても使うことができるのだ。夜の高速道路でマシンがトラブルを起こした際、非常駐車帯では灯りが必要だ。

それはもちろん、他の車に自分の存在を伝えるためのものである。そうした時も『BoostREVO』は大活躍必至の製品と言える。

「町のバイク屋」がなくなった時代

とある二輪メーカーのエンジニアと議論した時のことである。

最近のバイクは、オフロードモデルでもデフォルトの工具を省いてしまうということをそのエンジニアは言っていた。

バイクの信頼性が向上したのはいいが、最近のライダーはそれに頼って「いざという時の道具」を疎かにしてしまう。

そして昔のように「町のバイク屋」がそこらの通りにある時代ではなくなった。バッテリーが上がったら、レッカーを呼ぶ以外に本当に何もできないのだ。

「そういう意味で、ライダーコミュニティの壊滅は恐ろしいものですよ」

そのエンジニアは、深刻な顔でそう言っていた。筆者もまったく同意見である。

そうしたことも加味すると、『BoostREVO』のような製品は揃えておきたいツーリング用品だということが分かる。

『BoostREVO』はクラウドファンディング『GREENFUNDING』で、1台提供1万6,800円からの出資を受け付けている。

※クラウドファンディングには立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクも稀にあります。出資に当たっては、読者様ご自身でご判断いただきますようお願い致します。(編集部)

関連情報

ジャンプスターター、エアーポンプ、ライト、モバイルバッテリーを1台に。手のひらサイズで大容量『BoostREVO(TM) 4in1モバイルギア』-GREENFUNDING

取材・文/澤田真一

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