ミサノ・サーキットでMotoGP第8戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行なわれ、KTMのブラッド・ビンダーがトップタイムを記録した。
前戦サンマリノGPから1週間。合間にミサノ・サーキットでのテストを挟んで迎えたエミリア・ロマーニャGPのFP2は気温27℃、路面温度42℃のコンディションで開始された。
■「2020年型にネガティブな部分はない」中上貴晶、ミサノテストでの所感
なお怪我で欠場しているレプソル・ホンダのマルク・マルケスの代役としての参戦が続いていたステファン・ブラドルだが、彼も右腕を負傷したことにより、FP2以降の欠場が決まった。
セッションが開始されると、まずはFP1と同じようにクアルタラロがトップタイムをマークする展開となった。
開始から7分ほどのタイミングで、ポル・エスパルガロ(KTM)がターン13でクラッシュ。ライダーは無事で、スクーターでピットへと戻った。
コース上ではホンダ勢の期待を一身に背負って走る中上貴晶(LCRホンダ)が1分32秒372をマークして2番手に浮上した。
この時点でトップタイムをマークしているクアルタラロは、ピットに戻ること無くロングランをそのまま敢行。1分32秒台中盤で非常に一貫性のあるタイムを記録した。
セッション中盤はクアルタラロのようにロングランに取り組むライダーが多く、タイム更新はまばらな状態。ジョアン・ミル(スズキ)が4番手に浮上した程度だ。
ミルはタイム更新を何度か繰り返し、1分32秒363をマークして2番手に浮上している。ただこれはアタックと言うよりも連続周回の中で記録されたタイムだった。
残り17分頃、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が1分32秒138と、FP2トップタイムを記録。タイムシートの最上段が入れ替わった。
クアルタラロはここで15周に及ぶロングランを完了しピットイン。ラップタイムの一貫性は非常に高く、ピットに戻ったクアルタラロの表情も明るいものだった。
なおその後クアルタラロは休みもそこそこに再びコースイン。ユーズドタイヤでの走行をさらに数周重ね、ようやく一息をついた。
セッションは残り10分を切ると、アタックに入るライダーが増加。その中でポルがアタックを行なうと1分31秒699を叩き出し、トップタイムとした。
そのタイムを上回っていったのは中上だ。1分31秒630と1週間前の自らのタイムを大きく更新してみせた。
残り時間3分、ブラッド・ビンダー(KTM)が中上のタイムをわずかに上回る1分31秒628をマークし、トップタイムが入れ替わった。
マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、クアルタラロらも最後にアタックで自己ベストを更新してきたが、ビンダーのトップタイム更新には至らないまま、セッションが終了した。
最終的なトップタイムはビンダー。2番手には中上、3番手にはクアルタラロが続いた。
以下は、ビニャーレス、ポル、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)、ヨハン・ザルコ(アビンティア)、ミル、バニャイヤの順で続いた。
前戦サンマリノGPで好調だった地元戦のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はこのセッションでは12番手。初日総合では15番手と下位に沈んでしまった。
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