メガパワーのEVフラッグシップ 「秘伝のタレ」搭載
レクサスは、LFAの精神的後継モデルとなる電動スーパーカーを、2030年までの発売を目指し開発中だ。その新型車の画像が新たに公開されている。
【画像】レクサスの次期電動スーパーカー【ライバルEVと写真で比較】 全83枚
この新型車は、トヨタとレクサスが昨年発表したEVコンセプトカー15台のうちの1台である。レクサスは、2030年までにすべてのセグメントでEVを展開し、中国、欧州、北米ではEVのみを販売、2035年にはICE車の販売を完全に終了する予定である。
コンセプトは「LFAの開発で培った走りの味、つまり『秘伝のタレ』を受け継いだバッテリーEVスポーツカー」とされている。新型車の開発で得た経験は他のEVにも活かされ、レクサスブランドのダイナミックな走りを強調するための一翼を担う。
レクサスのチーフ・ブランディング・オフィサーである佐藤恒治氏は、「バッテリーEVであっても、走りの味を追求していく姿勢は変わりません。その終わりのない追求は、今後スポーツ・バッテリーEVの開発を通じて、次のステージに向かっていきます」と述べている。
レクサスは、0-100km/h加速のタイムを「2秒台前半」、航続距離を「700km以上」にすることを目標としている。また、全固体電池を早期に導入する可能性がある。
デザインは現在販売されているレクサスのどのモデルとも似ておらず、EVでありながら長いボンネットを特徴とし、キャビンとリアの間に特徴的なシルエットを持っている。また、空力に特化しているであろうパーツの数々、エアインテーク、ロープロファイルタイヤが装着されており、サーキットでの使用を想定していることが伺える。
レクサスはまた、新型EVの「RZ」の発表を今春に控えている。
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