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大人気の「フィアット&アバルト」で能登半島をツーリング! 愛知・石川・東京のショップの合同開催は予想以上に楽しめました

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大人気の「フィアット&アバルト」で能登半島をツーリング! 愛知・石川・東京のショップの合同開催は予想以上に楽しめました

3社合同で能登を走る「ASSO・ACT・G-FOX Touring in NOTO」

イタリアン・コンパクトカーのフィアット&アバルトは日本でのユーザーも多く、カスタマイズメニューも近年さらに充実し、大いに盛り上がりを見せています。2023年5月14日(日)には愛知県のショップ「アクトオートサロン」と東京都のパーツメーカー「ASSOインターナショナル」がデモカー&オーナーたちと石川県を訪問し、金沢のショップ「スクーデリアG-FOX」とともに3社合同のツーリングが開催されました。

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約300km離れたショップが合同ツーリングを実現

「他のショップさんと合同でツーリングをしたことがなかったんで、そういうのをやったら面白いんじゃないってASSOさんと話したら、じゃあG-FOXさんとやりましょう、ってなったのがキッカケですね」

と語るのは、愛知県蒲郡市のアバルト専門ショップ、アクトオートサロンの松山さん。そうして実現したのが、「ASSO・ACT・G-FOX Touring in NOTO」だ。約300kmも離れている2つのショップと、フィアット&アバルト用パーツを開発・販売しているASSOインターナショナルの合同ツーリングとなり、その舞台はG-FOXの地元の石川県、能登半島を約120km走るコースに設定された。

合同ツーリングの前日、アクトオートサロンとASSOインターナショナルのデモカーは愛知県蒲郡市を出発し、夕方前には金沢入り。その夜は、G-FOXが予約した居酒屋で金沢組と合流してノドグロなど金沢の味覚を大いに楽しんだ後、早めにホテルに戻り翌日に備える。

そして翌日5月14日(日)、金沢港クルーズターミナルに集合したイタリア車は、アバルトを中心に約30台。アクトオートサロンの参加者はアバルトオンリーで、金沢組はさまざまなイタリア車で迎え撃つ。とはいっても現場は和やかな雰囲気で、エリアを越えたオーナー同士のクルマ談義が繰り広げられていた。さらにアバルトなどのカスタムを行っている「19オートデザイン」もデモカーでツーリングに参加することに。

能登半島の多彩なビュースポットが組み込まれたコース設定

集合場所では3社の挨拶の後にコース表が配られたが、これがしっかりしたものでG-FOXのこのツーリングに対する熱意が感じられる。そのコース表にしたがって、一列で金沢港クルーズターミナルをスタート。まず一行が向かうのは、「千里浜なぎさドライブウェイ」だ。海沿いの自動車専用道路「のと里山海道」のICを降りると、そこには日本海が広がっていた。

千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一、海岸の砂浜をクルマで走ることができる道路となっており、この風景にはとくに愛知からやって来たアクトオートサロン組の参加者たちが大喜び。道の途中でクルマを停め、おのおの記念写真を撮影している姿があちらこちらで見受けられた。こういった時間もしっかり組み込んであるところは、何度も能登半島でツーリングを行っているG-FOXのコース設定ならではだろう。その後、一行は千里浜ドライブウェイレストランで集合写真を撮り、昼食の場所となっている能登食祭市場へ。

石川県の海の幸などが味わえ、その場で生ガキなども食べられる市場と食堂が用意される能登食祭市場では、たまたま奥の駐車場が空いており、そこでクルマを一列に並べての記念撮影。そして海鮮丼の昼食に舌鼓を打った参加者たちは、お腹も満足して最終目的地となる「能登島ガラス美術館」へと出発することに。そしてこの経路の途中にも、七尾湾に架けられた能登大橋というビュースポットが用意され、参加者たちはドライブしながらその風景を楽しんでいた。

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次回ツーリングは愛知組が石川組を迎えいれる側に

ツーリングのゴールとなった能登島ガラス美術館に到着した一行は、このツーリング最後のクルマ談義に華を咲かせ、約300km離れたクルマ好きたちはクルマとツーリングを通じてコミュニケーションを深めたようだ。

まったく違うエリアのショップによる合同ツーリング。出迎える方は見慣れた景色の中に新しい刺激がプラスされ、訪れる方は見たことのない風景でのツーリングを楽しめるこのイベントは、それぞれのショップのお客さんたちにとって楽しい体験となったことだろう。

「本当にやって良かったです。お客さんも単純明快に楽しかったと言っていただいているので。今までのイベントとはまたちょっと違うベクトルで、すごく心のこもった『楽しかった』を聞けました。うちの店じゃあんまり見ないクルマとも一緒に走ることができたのも良かったですね。今度は蒲郡に来ていただくことが決まっているので、どんなコースにしようか今から悩みますね」

と、次回はG-FOXのお客さんたちを迎え入れる予定となっているアクトオートサロンの松山さん。そして今回ホスト役を務めたスクーデリアG-FOXの山西さんはこう語ってくれた。

「なんとか無事終わって良かったなと。天気もギリギリ持ってくれましたし。県外の方との交流は、良かったですね。ルートは以前のツーリングで調べたルートをベースにして、途中通行止めがあってちょっと慌てましたが、無事終了したので安心してます。とにかくアクトさんの方に行くのも楽しみにしています。何台行けるかは分かりませんが、今から楽しみですね」

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みんなのコメント

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  • 俺のは124だからほぼロードスターなんでマツダのミーティングに混ぜてもらってますが、アバルトミーティングも楽しそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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