11月1日、中東バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットにて、WEC世界耐久選手権の2024年シーズン第8戦が予選日を迎えた。
現地時間12時00分より60分間で行われたフリープラクティス3では、プジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8(ミケル・イェンセン/ニコ・ミューラー/ジャン-エリック・ベルニュ)がトップタイムをマークしている。
前日に行われた2度のフリープラクティスでは、BMW MチームWRTの15号車BMW MハイブリッドV8が全体ベストタイムをマーク。迎えたFP3は、前日の両セッションのほぼ中間となる気温29.0度/路面温度33.5度のコンディションで予定通りスタートした。
予選前最後のセッションとなるこのFP3は、決勝前のセット確認はもちろんのこと、予選アタックへ向けたドライバーおよびマシンの調整もターゲットプログラムとなってくる。
グリーンフラッグが振られると同時に、TOYOTA GAZOO Racingの2台を先頭に両クラス続々とコースイン。この時、5号車ポルシェ963がターン1でハーフスピンする場面も見られたが衝突等はなく、全車が周回をスタートしている。
まず最初にペースを上げてきたのは、93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)のジャン-エリック・ベルニュ。ミディアムタイヤを装着したプジョーは、3周目に1分49秒443をマークしてタイミングボードのトップに立つ。
同じタイミングで83号車フェラーリ499P(AFコルセ)のイーフェイ・イェや、63号車ランボルギーニSC63(ランボルギーニ・アイアン・リンクス)のダニール・クビアトもハイペースで走行を開始し、トップ3を形成した。
タイトルを争うポルシェ/トヨタ/フェラーリ勢については、50号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)がミディアムタイヤで最初に7番手タイムをマーク。
一方、7号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)は小林可夢偉が、6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)はアンドレ・ロッテラーがともにハードタイヤを使用してロングランプログラムに取り組んでいる様子だ。
30分が経過したころには、練習を目的としたものとデブリ回収を目的としたフルコース・イエローが計2回導入され、セッションは終盤へ移行していく。
このタイミングでは、6号車ポルシェ963もミディアムタイヤへと履き替えた一方、50号車フェラーリ499Pはフロントの駆動モーター付近の整備を行っており、ガレージで多くの時間を割いている様子が確認されている。
以降は、各車周回を続けながらも目立ったペースアップなどの動きは見せず。そのまま93号車プジョー9X8が全体トップとなり、2番手に83号車フェラーリ499P、3番手に63号車ランボルギーニSC63というトップ3で全車無事にチェッカーフラッグを受けた。
タイトルを争う7号車トヨタは、30周をこなして11番手につけ、6号車ポルシェは27周回を記録して12番手に続いている。対してガレージに長い時間おさまっていた50号車フェラーリは、ラップ数を7周にとどめ、7番手でセッションを終えた。
LMGT3クラスは、FP1でもトップタイムを刻んでいた78号車レクサスRC F LMGT3(アコーディスASPチーム)がまずは序盤にトップへ。
そこに27号車アストンマーティン・バンテージAMR LMGT3(ハート・オブ・レーシングチーム)と、小泉洋史も乗り込む82号車シボレー・コルベットZ06 LMGT3.R(TFスポーツ)が続く。
セッションが中盤に入るころには、アレクサンダー・マリキンの乗る92号車ポルシェ911 GT3 R LMGT3(マンタイ・ピュアレクシング)がクラスベストタイムを塗り替え、前戦富士でポールポジションを獲得していた55号車フェラーリ296 LMGT3(ビスタAFコルセ)のフランソワ・エリオも3番手に割って入る。
以降は各車ロングランプログラムをこなしていた様子で、タイミングボードの変化はなし。すでにタイトル獲得を決めている92号車ポルシェがトップ、78号車レクサスが2番手、55号車フェラーリが3番手というトップ3となった。
4番手には小泉の乗る82号車シボレーが続き、佐藤万璃音の乗る95号車マクラーレン720S LMGT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)は7番手、日本籍チームのDステーション・レーシングは、8番手で最後のプラクティスセッションを終えた。
この後の公式予選は、現地時間16時(日本時間22時)からLMGT3クラス、現地時間16時40分(日本時間22時40分)よりハイパーカークラスのセッションが行われる予定だ。
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