FIAは6月14日、フランス・パリでWMSC世界モータースポーツ評議会を開き、この場で2022年から採用するWRC世界ラリー選手権の車両レギュレーション概要が承認され、ハイブリッドシステム導入が正式に認められた。
今回承認された車両レギュレーションは、2022年から5年間有効となるもの。全長など車両サイズは現行規定を踏襲しつつ、市販モデルもしくは”プロトタイプ”のボディシェルを活用した車体作りが認められる。ただし、市販車と共通の外観を維持するため、いくつかのコンポーネントは共通していなくてはならない。
WRC:2022年までのハイブリッド化目指すFIA、「選手権のレベルやコストに悪影響はない」
また、レギュレーションで定められているサイズより大きい車両をベースとする際、”スケーリング”を行いサイズを小さくすることも可能という。
そして、この2022年レギュレーションから、WRCにもハイブリッドが導入されることになった。このハイブリッドシステムは「都市部では電気を使って走行し、スペシャルステージ(SS)では電気ブーストとして利用」することが狙いとされている。
このハイブリッドシステムは導入から3年間は共通のハードウェアとソフトウェアが使用される予定で、2024年から“技術的自由”が与えられる可能性があるという。
また2021~24年のWRCでは「タイヤ開発の激化を防ぐ」ためにコントロールタイヤが導入されることも決定した。WRCにコントロールタイヤが導入されるのは2010年以来のこととなる。
そのほかジュニアWRCで提供されている育成プログラムも2年間延長。現在提供されているWRC2への出場機会に加え、2020年のシリーズチャンピオンにはMスポーツ支援のもと、WRC最上位クラスに出場する機会も与えられる。
なお、当初はこのWMSCで承認・発表されるとみられていた2020年暫定開催スケジュールの決議は2019年6月末に延期されている。2020年にはWRC日本ラウンド『Rally Japan(ラリー・ジャパン)』が復活する可能性もあるが、今回その正式アナウンスは行われなかった。
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