■コンパクトSUV「GLA」とほぼ同じ大きさの電動モデル
メルセデス・ベンツ日本は、新型電気自動車(EV)「EQA」の先行注文を、2021年4月2日から開始すると公式ウェブサイトで明らかにした。
【画像】もうすぐ日本上陸! メルセデス新型「EQA」を画像でチェック(30枚)
EQA特設サイトでは、スウェーデンのアリエプローグでおこなわれたウィンターテストの様子の動画や新TVCF、EQA開発の舞台裏などが公開されている。
今回先行注文が開始されるのは「EQA250 Edition 1(EQA250 エディション1)」という特別限定モデルになる。
エディション1のエクステリアは「ナイトパッケージ」の要素とAMGスタイリングを組み合わせたもので、スポーティなルックスに20インチホイールを組み合わせている。インテリアはバックライト付きのトリムパネルに加え、本革シートとドアにブルーのステッチを施している。
EQAは、2021年1月に世界初公開されたコンパクトSUVタイプの新型モデルで、メルセデス・ベンツのEVシリーズ「メルセデスEQ」モデルでもっともコンパクトなエントリーモデルという立ち位置になる。
全長4463mm×全幅1834mm×全高1620mm、ホイールベースは2729mmと、サイズ的にはメルセデス・ベンツ「GLA」とほとんど変わらない大きさだ。後席は40:20:40の分割可倒式で、荷室容量は通常時340リッター、最大1320リッター、車両重量は2040kg(乾燥重量)になる。
今回先行注文が開始された「EQA250」は、190ps・375Nmを発生するモーターを搭載、フロントを駆動する。最高速度は160km/h、0-100km/h加速は8.9秒というパフォーマンスを誇る。搭載するリチウムイオンバッテリーは66.5kWhの容量を持ち、航続距離はNEDCレンジで486kmだ。
日本での価格は2021年3月時点でまだ発表されていないが、ドイツでの車両価格は4万7540ユーロ(日本円で約600万円)、エディション1はこの標準モデルに加え8520.4ユーロ(約108万円)という価格になる。
* * *
EQAの生産はドイツ・ラスタット工場で2020年に開始された。ラスタット工場ではEQAだけでなくAクラス、Aクラスセダン、Bクラス、GLAも生産しているが、これらは内燃機関モデルだけでなくPHEVも含まれている。
EQAのバッテリーシステムは、メルセデス・ベンツの子会社であるカメンツのアキュモーティブが供給している。またポーランドのジャワールにあるバッテリー工場では、コンパクトなEQモデル用のバッテリーシステムの生産準備を進めているという。
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みんなのコメント
鈍足すぎるでしょ。しかもバッテリーの劣化は未知。テスラほど保てるのか、昔のリーフみたいに劣化か激しいの分からないで買うなんて人柱すぎる。