7月19日、スーパーGT GT300クラスにランボルギーニ・ウラカンGT3で参戦するJLOCは、8月22~25日に開催される『第48回サマーエンデュランス「BH オークション SMBC 鈴鹿10時間 耐久レース」』の参戦体制を公式ホームページ上で発表した。今季も2台体制で参戦するが、1台は外国人ドライバー、もう1台は日本人ドライバーのトリオがドライブする。
スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権時代からランボルギーニで参戦を続ける古豪JLOCは、2018年の鈴鹿10時間にもエヴァンゲリオンカラーをまとい2台体制で参戦したが、今季も鈴鹿10時間に2台のウラカンGT3で参戦することになった。
鈴鹿10時間の参戦台数はついに40台の大台に。メーカーワークスのプラチナドライバーも多数参戦
チームは今季、スーパーGTでは88号車が小暮卓史/元嶋佑弥のコンビ、87号車が高橋翼/アンドレ・クートのコンビで参戦しているが、鈴鹿10時間ではまったく異なるドライバーラインアップが敷かれる。
チームの発表では“1号車”とされているマシンはおそらくチームのエースカーである88号車と思われるが、こちらにはランボルギーニのワークスドライバーが乗り込む。スーパーGTの経験も豊富なアンドレア・カルダレッリ、そして昨年GT300に参戦したマルコ・マペッリに加え、デンマーク人ドライバーのデニス・リンドが加わった。リンドはF1ドライバーのケビン・マグヌッセンのいとこで、ランボルギーニ・スーパートロフェオ等で活躍してきた。
そしてもう一台は日本人ドライバーが乗り込む。“2号車”とされており87号車と推測されるマシンには、ふだん88号車をドライブしている小暮と元嶋に加え、GT500/スーパーフォーミュラで活躍する関口雄飛が乗り込むことになった。
関口は2010~11年にJLOCでランボルギーニ・ガイヤルドRG-3をドライブした経験があり、いわば今回の鈴鹿10時間参戦は“古巣”への復帰となる。同時に、関口同様に天性の速さでファンを魅了する小暮と元嶋とのトリオは、ファンにとっても非常に魅力的なものになりそうだ。
88号車はランボルギーニワークスであるスクアドラ・コルセの力も注がれるようで、通常GT300でも強力なJLOCが手がける87号車とともに強力な体制となりそう。多くの注目が集まる今季の鈴鹿10時間だが、こちらも見逃せない2台となりそうだ。
Team JLOC 鈴鹿10時間参戦チーム体制
1号車/ランボルギーニワークス:
アンドレア・カルダレッリ/マルコ・マペッリ/デニス・リンド
2号車/JLOC:
小暮卓史/元嶋佑弥/関口雄飛
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