2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、ウイリアムズのコラピントは12位、アレクサンダー・アルボンはリタイアとなった。
FP1でのクラッシュを乗り越え、予選で9番手グリッドを獲得したアルボン。逆境を切り抜ける期待を胸に決勝に臨んだが、彼の悪夢はまだ覚めていなかった。
角田裕毅、スタート直後の接触で2日連続クラッシュ「スペースが足りなかった」RB/F1第20戦決勝
スタートの蹴り出しはまずまずだったが、加速で鈍ったアルボンは、前を行くピエール・ガスリー(アルピーヌ)に仕掛けきれずにターン1へ。そこを隙と見た角田裕毅(RB)は、さらにアウト側から並びかけてスリーワイド状態となった。
そして、イン側のガスリーがターンインへ向けてラインを若干アウト側へシフトしたことで、アルボンは行き場を失ってしまい、結果的にアウト側にいた角田と接触。互いにサスペンションが曲がるダメージを負い、1周目でリタイアとなってしまった。
一方のコラピントは、16番手からハードタイヤでスタート。ライバルよりもピットタイミングを引っ張りながら順位を上げていくなかで、同じ戦略のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)ともバトルを繰り広げ、46周目にピットへ向かった。
後半スティントでは、さらに早いタイミングでピットインしていたリアム・ローソン(RB)に照準を定め、66周目のターン1でバトルを仕掛けた。
しかし、アウトから仕掛けたコラピントは止まり切れず若干のオーバーラン。ターン2まで続いたバトルですこし強引にインへ飛び込んだ結果、ローソンのフロントウイングをタイヤで踏んでしまい、破損させてしまった。
このバトルに対し、レース後にドキュメント50番としてスチュワードより10秒のタイムペナルティが課されている。ただ、コラピントの後ろでチェッカーを受けたエステバン・オコン(アルピーヌ)とのインターバルは12.1秒のため、順位変動はない。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=リタイア(1周/71周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム
「今回のレースは、トリッキーだったよ」
「スタートがベストではなかったし、ターン1では全員でポジションを争っていたので、行き場のない状況に追い込まれたのは残念だ。ただ、それがレースだ」
「複数の事故やタイミングの悪さなど、今週は厳しい状況が続いた。立ち直る方法を見つけなければならない」
「良い面を見れば、今週末は多くのことを学び、ここ数レースで苦労していたバランスの問題のいくつかをようやく理解し、修正のきっかけを掴む事ができた」
「今日はポイントを獲得できたはずだと思うので、次は状況を好転させて、トリプルヘッダー最後のレースであるブラジルに集中したい」
■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=12位(70周/71周)
16番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
「今日はいいレースができたと思う。追い上げてきたマクラーレンとレッドブルが後ろに控えるなかで、16番手からスタートするとなるとつねに難しい状況になるのは明らかだった」
「昨日の予選の後はチームのみんなが最大限に力を発揮し、これまでリヤタイヤにかなり苦しんでいたところを、うまく修正することができた」
「全体的にはよくやったと思うが、ポイント獲得には充分ではなかった。次のブラジルGPにターゲットを移して、チームとしてポイント獲得を目指していくよ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「運転中にブレーキを何回も踏む車を見ます。あれは正しいのですか?」投稿に回答殺到!?「教習所で習っただろ」「ヘタクソ運転」の声も 実は「本当に大切なこと」があった!?
軽自動車、買うなら「ターボ」「ノンターボ」どっちがいい? 街乗りでは「NA」で十分? だけどパワーは欲しい! 「初期投資&加速」“以外”に考えるべきこととは
BEVの大幅値下げによる乱売で中国メーカー車に対するユーザー離れの恐れがあるタイ! 遅いと言われる日本のBEV普及スピードこそが健全な姿
「カブリ気味だ……」なんてたまにエンジンがグズるのもまた魅力!? ロータリー乗りは「エンジンの扱い方」もマスターすべきだった
人気モデル「レブル250」にライバル出現!? CFMOTO「250CL-C」が61万円台で登場
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
二人ともとても硬い。