アストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソは、9月4日に自身のアストンマーティン・ヴァルキリーを受け取るという待望の瞬間を迎えた。このクルマは、公道を走ることができるF1マシンとも呼べるような怪物だ。
モナコの街並みは、アロンソが専用のマシンを運転してモンテカルロ・ベイ・ホテルから出て、イギリスのメーカーの特注サービス『Q by Aston Martin』と共同で彼自身が手掛けたカスタムデザインを披露するという、スリリングなイベントの完璧な背景となった。
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アストンマーティンF1の2024年型マシン『AMR24』からインスピレーションを得たアロンソのハイパーカーは、サテンアストンマーティンレーシンググリーンに塗装され、空力的な輪郭を強調するAMRサテンライムグラフィックスが施されている。注目すべきデザインの特徴として、スピードレッドとライトおよびダークブルーのペイントグラフィックスで強調された、大きなベンチュリートンネルがある。
クルマの外装は、ルーフ、エンジンカバー、下部エアロコンポーネントに露出したカーボンファイバーによっていっそう際立っており、チタン製のアストンマーティンウイングバッジがノーズに誇らしげに配置され、特注の“CAUTION HOT”(高温注意)のグラフィックスがリヤを飾っている。
最も複雑な細部のひとつであり、アロンソのために個人的な味わいを加えているのは、赤いアルマイト製のアクセルペダルで、2度のF1世界チャンピオンの長年のレースナンバーである“14”が刻まれている。
「この日をどれほど楽しみにしていたか、言葉で表すのは難しい」と32回のグランプリウイナーであるアロンソはコメントした。
「自分のヴァルキリーのハンドルを握ることと、『Q by Aston Martin』のチームと密接にデザインに取り組んできたこのクルマに乗ることは、確かに忘れがたい1日だ」
「ヴァルキリーはまさに公道用のF1マシンで、アストンマーティンがトラックで得たすべての経験からの知識と技術が詰まっている。道路に出るのが待ちきれない」
ヴァルキリーは、元々アストンマーティンがレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズと提携し、伝説的なF1デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの多大な貢献によって開発されたエンジニアリングの驚異だ。6.5リッターV12ハイブリッドエンジンを備えたパワートレインにより、最大出力1155馬力を発揮するこのクルマは、2.5秒未満で0から時速60マイル(約時速96.56km)に加速することができる。F1にインスパイアされた空力とパフォーマンスの組み合わせは、道路上で得られる最も刺激的なドライビング体験のひとつを生み出す。
すべてのアストンマーティンのスポーツカーと同様に、ヴァルキリーはイギリスのゲイドンにある同社の本社で、手作業で製造されている。150台の限定生産車はそれぞれが、高度なスキルを持つ技術者チームによって丹念に作られている。各車両の製作には2000時間以上が費やされた。また専任のプロジェクトデリバリーチームが製造のあらゆる側面を監督し、すべてのヴァルキリーが完璧な状態で所有者に届けられることを保証している。
アロンソにとって、彼のカスタムヴァルキリーの納車は、象徴的なイギリスのブランドとの関係における新たな章を示しており、アロンソのF1への情熱と、自動車技術とデザインの頂点を体現するクルマを運転するスリルが一体となっている。
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みんなのコメント
ひょうんな事から買える事があれば欲しいと思っていたけど
前澤さんや他の方のYouTubeで動画観たのだけど、もうスーパーカーの次元じゃなく
マジのレーシングカー、ガレージから出すだけでも大変そう
街中を流してドライブとか気軽に出来んわ
値段もそうだけど、本当に選ばれた人達の車だと思う