レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1トルコGP初日から速さを見せ、FP1から予選Q2まで全てトップタイムを並べた。予選Q3ではトップタイムを逃したものの、それでも2番手。決勝にも優位性を持って臨むだろう可能性が非常に高かった。
事実、スタートこそ出遅れたものの、その後はハイペースで走り、上位でのフィニッシュは間違いないと思われた。しかし、ピットストップ時にフロントウイングの設定変更を誤ってしまったことでマシンバランスが崩れ、ペースを落とすことになった。
【F1メカ解説】大荒れトルコで明らかになった、各F1チーム”ヒミツ”の空力
本稿のメイン写真をご覧いただいても分かるように、左右のフロントウインングの角度は大きくずれていた。フェルスタッペン曰く、正しい角度に7度足りなかったのだという。
F1マシンのセッティングは、コンマ数mm単位で変更するほどシビアなモノ。そんな中で7度という数字は、あまりにも大きい。その結果マシンはひどく不安定なモノとなり、タイヤの性能劣化(デグラデーション)が大幅に進むことになってしまった。
また、チームはトルコGPにアップデートパッケージを投入していたものの、そのパフォーマンスを最大限発揮することもできなかった。
今回持ち込まれたアップデートは、ノーズ周辺そしてリヤ部分にある。それらは単独では小さい変更に見えるかもしれないが、全体的に考えるとレッドブルの開発方針の方向性が大きく変わったことを意味するように見える。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?