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ここにもあったM1グランプリ! 日本一のハーレーメカニックを決めるテクニシャン・オブ・ザ・イヤー・アワード開催!!

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ここにもあったM1グランプリ! 日本一のハーレーメカニックを決めるテクニシャン・オブ・ザ・イヤー・アワード開催!!



日本一のハーレーメカニックは誰なのか!? 全国270名、HDJ正規販売店のテクニシャン・ナンバーワンを決める頂上決戦『TOYA 2022(テクニシャン・オブ・ザ・イヤー・アワード)』がおこなわれた。

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●文&写真:ウィズハーレー編集部(青木タカオ)

全国270名のハーレーテクニシャンの頂点へ

漫才コンビたちにM1グランプリがあるのなら、ハーレーダビッドソンのメカニックたちには『TOYA 2022(テクニシャン・オブ・ザ・イヤー・アワード)』がある! 全国110店舗以上あるハーレーダビッドソンジャパン正規ディーラーには800名以上のスタッフが働いているが、“テクニシャン”と呼ばれるメカニックたちは270名ほど。その中でナンバーワンを決定するコンテスト『テクニシャン・オブ・ザ・イヤー・アワード』(以下、TOYA)が、2022年12月13日(火)、東京都昭島市にあるHDU Japan(ハーレーダビッドソンユニバーシティジャパン)にて初開催された。

―― 最終選考に選ばれた3名。写真左からH-D東久留米の志儀竜太さん、H-D福岡の嶋崎 智さん、H-D須磨の寺師隆司さん。

最終選考に残ったハーレーダビッドソン正規ディーラー・テクニシャンは、H-D福岡の嶋崎智さん、H-D須磨の寺師隆司さん、そしてH-D東久留米の志儀竜太さんの3名。H-Dテクニシャン最高峰である「マスターテクニシャン」57名が参加したナレッジテスト(11月25日)の上位3名であるから、全国トップ3の敏腕メカニックといえる。

開催の目的はメカニックの地位向上

―― 表彰式でのハーレーダビッドソンジャパン野田一夫社長(写真いちばん左)。

ナンバー1をなぜ競い合うのか。ハーレーダビッドソンジャパンの野田一夫社長は、その理由をこう述べた。

「我々の業界にとってメカニック(テクニシャン)はとても重要な役割を担うところでありまして、正規販売店にとっての収益を考えましても屋台骨を支えるところです。これまでフォーカスが足りなかったところは反省するべき点でもあり、正規販売店のメカニックたちが技量を競い合うTOYAはそのシンボルとなるもの。全国のテクニシャンの中から選ばれた名誉ある賞でして、今回の選考に残った3名はメカニックの素晴らしさ、ハーレーダビッドソンのブランドの素晴らしさを伝えていただけるアンバサダーになっていただきたいと、今後のご活躍にも期待しております」

―― 日頃から全国のHDJ正規販売店のテクニシャンに情報を提供し、技能面などを含め全面的にバックアップするHDU Japan(ハーレーダビッドソンユニバーシティジャパン)の根本竜成さん(写真左)がTOYAの審査員を務める。

審査委員を務めたのはHDU Japan(ハーレーダビッドソンユニバーシティジャパン)の根本竜成さん。米国本社のサービステクニカル部門はもちろん、世界中に広がるH-Dディーラー網と情報を共有し、メンテナンスやトラブルシューティング、解決策などを全国のHDJテクニシャンへ広め、また現場で発生するトラブルなど様々な問題を吸収し世界中のネットワークへ報告する、言うならば現場とカンパニーの橋渡し的存在となっている。根本さんはこう言う。

「こうしたコンテストでテクニシャンが注目されれば、切磋琢磨し進歩していける良い機会になるかと思います。HDJディーラーのテクニシャンたちたちは高い技量を持つのはもちろん、情報も日々アップデイトされ、安心のできる確実なサービスを提供しています」

根本さんはTOYAを通じて、HDJテクニシャンたちの技術力の高さや世界中に広く構築されるH-Dディーラーネットワークの優位性を広めたいと願っている。

初代TOYAのタイトルはいったい誰に!?

気になる結果は、第3位にハーレーダビッドソン東久留米の志儀竜太さんが選ばれた。「電装関係をはじめ、正規ディーラーでなければできないことが今後もますます増えていくと思います。見えないところの配線もキレイに仕上げるなど、正規販売店ならではの丁寧な作業にこだわっています」と、教えてくれる。

惜しくも2位だったのは、ハーレーダビッドソン須磨の寺師隆司さん。もともと違う仕事に就いていたものの、バイクが好きになりハーレーに魅了され、乗るだけでなく整備やメンテナンスが楽しくなり、プロのメカニックになることを決めた。仕事をしていてもっとも嬉しいときは? という問いかけには「お客さんに感謝された瞬間ですね」と笑顔で答えてくれた。

栄えある優勝の栄冠は、ハーレーダビッドソン福岡の嶋崎 智さんの手に渡った。「小さい頃からモノをバラバラにするのが好きで、工具を握って自転車を整備することからはじまり、バイクいじりが趣味に。仕事にするならメカニックという感じでしたね」という嶋崎さん。トロフィーを手にすると「タイトルに恥じない仕事を今後もしたい」と目を輝かせた。

メカニックの素晴らしさ、やりがいを広めたい

―― 写真いちばん左が、HDAP(ハーレーダビッドソンアジアパシフィック)ディーラーディベロップメント・トレーニングマネージャーのアリシア・ディミトロヴァさん。HDJ野田社長(写真いちばん右)とともに3名を表彰したたえた。

HDAP(ハーレーダビッドソンアジアパシフィック)からもディーラーディベロップメント・トレーニングマネージャーのアリシア ディミトロヴァさんが応援に駆けつけ、参加したテクニシャンらに労いの言葉をかけ、感謝の気持ちを伝えた。

「メカニックの皆さんがいなければ、我々のビジネスを成し得ることはできません。TOYAはテクニシャンという職種がいかに素晴らしいかを世に広く知らしめるためにおこなわれました。ここに参加しているということは、電気系統などを含めすべてに通じている証です。来年もTOYAは開催されますので、ぜひ続けてご参加ください」

バトルの模様&参加者たちの声

セールス・車両販売面だけでなく、ユーザーたちの大切な愛車を守るテクニシャンたちにもクローズアップし、重要視するハーレーダビッドソンが開催したメカニック王決定戦TOYA。その模様や参加者たちの想いは動画にて収録したので、ぜひご覧いただきたい。

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