サーブをEVで復活させたNEVS
スウェーデンの自動車メーカーであるケーニグセグは、中国資本のニュー・エレクトリック・ヴィークル・スウェーデン(NEVS)から約186億円の投資を受け、ハイパーカーの製造を拡大する予定だ。
2012年に経営破綻したサーブの資産を買い取って設立されたNEVSは、この戦略的提携においてケーニグセグの株20%を買収し、同社の筆頭株主となる。
両社はまた、合弁事業を立ち上げ、「まだ手が付けられていない新しいセグメント」に向けたプロジェクトに取り組む。NEVSはこの合弁事業の65%にあたる約186億円を出資し、ケーニグセグが残りの35%と「知的財産、技術ライセンス、製品デザイン」を提供する。
スウェーデンの2社は、以前にもいくつかのプロジェクトで協業している。しかし、今回の提携では共同で量産電気自動車の開発に取り組むと同時に、ハイパーカー市場におけるケーニグセグの業績を塗り替えることを目指す。
ケーニグセグのエンジニア達は、トロルヘッタンにあるNEVSの開発施設やその他のリソースを利用することが可能になる。
今回の提携について、ケーニグセグの創設者のコメントが届いている。
ケーニグセグ 中国の可能性
クリスチャン・フォン・ケーニグセグは、この契約が彼の設立した会社をハイパーカー市場において「急速に成長させる」と語っている。同社は現在、447.2km/hの最高速度記録を打ち立てたアゲーラRSの生産と、合計最高出力1500psのハイブリッド・パワートレインを搭載するレゲーラの開発を行っている。
NEVSとの製品開発でケーニグセグは「持続可能な未来を実現する」と同氏は付け加えた。
中国の不動産開発業者である恒大集団は先日、NEVSの経営権を取得すると発表。NEVSは中国天津市でサーブ9-3をベースにした電気自動車を生産している。さらに中国市場に向けてSUVの9-3Xを開発中だ。
恒大集団は中国内に大規模な自動車販売網を所有しており、これによってケーニグセグは同国で大幅に販売範囲を拡げることが可能になるだろう。
その一方で恒大集団は最近、中国のバッテリー・メーカーである上海CENATニュー・エナジー・カンパニーの株58.07%を買収している。同社は問題を抱えている米国の電気自動車スタートアップ、ファラデイ・フューチャーの株32%も保有している。
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